大混雑の八ヶ岳

3連休はガイド卵のO西さんと八ヶ岳に行ってきました。
そしたら赤岳鉱泉&行者小屋の混み方が半端なかった!
夕方に鉱泉到着するとテント張る場所を見つけるのに苦労するほど。隣のテントと隙間なく敷き詰める感じです。
ということで、各ルートとも物凄い渋滞が予想されました。

日曜日は赤岳主稜。
今更な感じではあるけど、O西さんが今シーズン初雪山だしO西さんとザイルを組むのも初めてなので、とりあえず簡単なルートに行きましょうってことで赤岳主稜。
1番に取り付くには行者組に勝たなくてはならないけど、そんな気合いは無いので、のんびり出発。

はい、取り付き手前で2時間待ちでした。
阿弥陀北陵も凄いことになってた。ジャンクションピークから第1岩壁まで蟻さんみたいに人が連なってるの。いやー、冬のバリエーションってこんな大勢の人がやってるんだ(その割には職場とかでやってる人に会ったことが無いなあ、みんなどこ行っちゃうんだろうなあ、不思議だなあ)。

赤岳主稜は僕が初めて冬のバリエーションを経験したルートです。
その時は全フォローで何も分からずひたすら登って日が沈む頃に鉱泉に戻ってきました。だから今回はどういう風に感じるか楽しみでした。

で、2時間待って登り始めると、案の定とても簡単。
O西さんはガイド志望なだけあって巧みなロープさばきでガンガン先行パーティーを抜いていきます。途中でちょっと悪い部分とかも通過したけど、それもいいスパイス。基本的にコンテで駆け上がって爽やかな赤岳山頂を満喫しました。

あの頃はあんなに長く感じた(実際に時間もかかった)赤岳主稜だけど、こんな簡単に登れることに驚き、成長したことを実感しました。
山岳部の後輩なんかから見たら、今僕たちがやってることは別次元に感じるかも知れないけど、1歩1歩ゆっくり成長を続けた結果なんだって事をわかってほしいなあ。

月曜日は阿弥陀北西稜。
日曜日の余った時間にアプローチを確認していたので、登山道から1時間ほどで岩壁に着きました。日曜日に登ったパーティーがいたようでトレースもありました。ラッセルはけっこう大変だったと思います。ありがとうございました。

この日の天気は猪熊さん情報によると「朝は荒れてるけど昼から晴れる」というもの。
その通りで森林限界を超えても展望は開けず、真っ白な世界での登攀開始となりました。
もともとⅣ級A0だけど、別のラインでフリーで登れるっぽい。ってことで、よくわからんからあえてトポは読まずにきました。そしたらけっこう厳しい岩と草付きのクライミングになってしまった。
やわらかい雪がふわふわ乗ってる系で、すべての雪を振り払いながらの登攀でした。その雪が風に舞って顔面を叩くという本格冬壁チックを味わいながら、残置も無くてマジモードでリード。ハンガーボルト2つのビレイステーションに辿り着き一安心。ふう、しびれたぜ。

その後は正規ルートと思われる稜線を登り、最後は明確なクラックへ。
おそらくこのクラックがフリーで登れるクラックなんでしょう(というか、オリジナルルートはここを登らないのかな?それともここをA0で登るってことなのなかな?よくわからん)。
O西さん譲っていただき、リードさせてもらいました。
傾斜もあるから雪もあまりのっていなくて、ストレスなく登れるし、クラックにはカムもジャムもばちぎきで気持ちいい!
そのうち猪熊予報の通り、明るくなってきて、ついに足元の霧が晴れた!

うわー!何これ!?
すげぇー!!

アイゼンの前爪で立ちこんだスタンスの下に、物凄い空間が広がっていた。
その空間を雲がビュンビュン流れて、500m下の森や小屋が見え隠れ。
上空には青空が広がり、太陽の光も当たり始めた。スタンスの下にブロッケンを見たのは初めてだ。
この高度感、爽快感、半端ねー!

快適にクラックを登り、あとはほぼ歩きで阿弥陀山頂へ。
その頃には完全に晴れて、ポカポカ陽気の山頂を満喫。
なんだかとてもドラマチックな展開の登攀になりました。

中岳沢を10分で下り、13時頃に駐車場到着。16時頃に自宅到着。
自宅でお留守番していたチッペと飲みに行きましたとさ。
やっぱり僕、こういうパターンがやめられません。
山も好きなんだけど、チッペと飲みに行くのも好きなんです。
これからもゆるふわを追求します。

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