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山岳医療パトロール2018に向けて

日本登山医学会公認 山岳医療パトロールの準備で七丈小屋まで医薬品等を荷揚げしました。



日本登山医学会が山岳医を認定するようになって約10年経ちますが、未だに山岳医がどのように社会貢献できるのかはよくわかりません。ただ、はっきりしていることは「山での事故を減らしたい」と言う気持ちを全ての山岳医が持っているということ。

そのために何をするべきなのか?
これは僕が一生をかけて取り組む課題です。

賛否両論ある中、昨年から山岳医療パトロールを開始しました。
昨年度の報告書の中に「今後の展望」を書かせてもらったのでこのブログにも引用致します。

―――以下、2017年度山岳医療パトロール報告書「今後の展望」より引用―――

初めての試みである「山岳医療パトロール」は、多くの方のご理解とご協力により実現させることができました。振り返ってみると、計画段階から様々な問題を抱えておりました。予算のこと、場所のこと、医療資機材のこと、安全管理のこと、そもそも学会の活動として認められるのか…。これらの問題を全てクリアできたわけではありませんが、運用小委員会のメンバーを中心に、学会関係者、花谷山岳ガイド、北杜市、地元の方々など、実に大勢の方に助けていただき、なんとか大きな事故も無く2017年度の活動を終えることができました。
(中略)
 日本の山岳医療体制は十分整っているとは言えません。山岳診療所の数は登山者数と比べて少なく、山中で起こった事故に対して適切なタイミングで医療介入を行う事が困難です。この問題を打開する道筋は色々考えられます。そのうちの1つが「山岳医療パトロール」です。歩きながら声掛けすることで受診するほどでは無いが医学的な相談をしたい登山者と話をすることができ、事故の予防に繋がるかも知れません。また事故が発生した場合、傷病者のもとに駆け付けることで救命率を上げられるかも知れません。山中でアンケート調査を行う事でこれまでわからなかった登山者が抱える医学的問題が明らかになるかも知れません。毎晩、山小屋で行うミニレクチャーを通して、登山医学の普及に役立てるかも知れません。
「山岳医療パトロール」にどのようなメリットがあるかを明らかにするのはこれからの課題です。地道に活動を続けることで「山岳医療パトロール」の本当の意義が見えてくると信じています。今はまだごく小規模の活動ですが、将来的には各山岳診療所の間をパトロールで繋いで、山域まるごと医療ネットワーク化しようなどと言う構想もあります。何年後、何十年後のことかわかりませんが、「日本は山岳医療が充実しているから安心して登山ができる」と世界中の登山愛好者が日本の山を楽しむ日が来ることを夢見ています。
 批判的な意見も私たちの耳に届いています。その多くは私たちの活動について真剣に考えてくれているからこそ出てくるものだと感じています。そう言った意見に真摯に耳を傾けながら活動を充実させるよう努力します。「山岳医療パトロール」の発展は「登山医学の進歩普及」と言う日本登山医学会の理念に基づいています。理念を実現する多くの道筋の中の1つが「山岳医療パトロール」です。日本登山医学会の目指す理念のもとに、学会における他の活動とも連携・協力しながら「山岳医療パトロール」の発展を目指したいと考えています。
 繰り返しになりますが、「山岳医療パトロール」は多くの方のお力添えによりスタートすることができました。まだまだ問題山積ですが、少しでも山の安全に貢献できるよう努力して参りますので今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

―――引用終わり―――

悪天予報の為、宿泊予定者はほとんどキャンセル。静かで濃厚な夜を過ごしました。

下山後は甲斐駒ヶ岳山岳資料館へ。

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ワイナリーに併設された小さな資料館だけど、甲斐駒に関する資料は超充実。
特に恩田善雄の「覚え書き」は資料としても読み物としても面白い。何とか手元に置いておく方法は無いだろうか・・・。

ランチはBISTRO TOMATE(ビストロ トマテ)へ。
実はこの店、花谷さんの御両親と弟さんのお店。

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短パンサンダルでは入りにくい雰囲気の洒落た店です。
昼からコース料理があって、僕は「甲斐駒ヶ岳」(2800円)を注文。その上は「富士山」(3500円だったかな)があります。標高と値段の関係が気になりますね。夜のコースはキリマンジャロ(5500円)とエベレスト(8500円)かも知れません。
味は絶品!花谷さんの御両親はフレンドリーな方で、気持ちよく食事を楽しめました。
リピート確定です。

そんなこんなで今年の夏も甲斐駒が熱い!
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