登山医学会に参加した

週末は登山医学会の学術集会に参加してきました。
日本登山医学会は日本で唯一の登山医学に関する専門家団体です。その専門家たちが年1回集って、あーだこーだやりあう会です。楽しそうでしょ。



僕は大学院で低酸素症の研究をしているので、少しだけ研究内容を紹介。
高山病の中でも脳の浮腫は命に関わる病態です。一般的に高山病を防ぐためには事前に高所に登る「高所順応」が有効だと言われているけど、「高所順応」と「脳浮腫」の関係はよくわかっていません。
と言う事で、「高所順応」させると浮腫を予防できるかどうかを調べる実験をしています。

で、学会ではその研究の一部を発表しました。
初めての英語発表だったけど、練習できるので日本語と大して変わりませんでした。ただし質疑応答は…。

IMG_1814.jpg

とまあ、自分の発表はおいといて、それよりも認定山岳医が山岳医療向上に貢献できるよう色々と奔走する方がメインという感じ。
登山医学の研究者として、また山岳医療従事者として、偉い人たちに顔と名前を憶えてもらおうと拙い英語で頑張りました。
用意した名刺も全て配り切り、やれることは全部やったかなって気分です。

18838896_1307259506048788_8017031502201371551_n.jpg

色々な側面があるのではっきりしたことは言えませんが、総合的に考えれば日本の山岳医療はヨーロッパ諸国と比べると遅れていると言わざるを得ません。
警察や消防や医者や救命士や山岳ガイドや遭対協や日山ス協や自治体、そして全ての登山者が、山岳医療を向上させたいと思っているでしょう。その中心的役割を担うのが日本登山医学会であり認定山岳医なんだと思います。

30年後、世界中の登山者・クライマー・スキーヤー・遡行者(?)が日本を訪れ「日本の山は超クールだぜ!」と遊びまわる日が来ると信じています。
頂上は遠いけど、一歩一歩登っていけば必ずたどり着く。
まずは目の前のことを一生懸命に。

ってことで、今週末はなぜか「高」気圧学会で発表です。
何を喋ればいいんだー…
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

こんにちは
大学にいるときに高地脳浮腫の動物モデル研究で科研費に挑んだが敢えなく不採択となったことを思い出しました。研究頑張ってください。期待しています。
プロフィール

pecoma

Author:pecoma
こんにちは!
いつも笑顔のペコマです!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カウンター
ランキング

FC2Blog Ranking

カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR