アルパインクライマーへの道

僕はアルパインクライマーを目指しています。
その定義については曖昧なのであえてここでは触れないけど、とにかくアルパインクライマーという存在に憧れるし、いつかは胸を張って「アルパインクライマーです」って言えるようになりたい。

その為に出来ることを考えながら、少しずつステップアップしてきた。
その過程で多くの仲間にも恵まれたし、標準的な登山技術はなんとなく理解してきたし、モチベーションも維持している。
僕は今、クライミングが本当に楽しいし、全力で取り組める環境に感謝している。

さて、先日、このブログにコメントが付いた。
以下、コメント引用

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頑張れ(自慢したがりの自称アルパイン、だけど本当 はただの)フリークライマー!!
おらっちきもー。
課題を登るとか登らないとかと岩登りは違うとかどうでも いいから。 自分がフリーは得意なのを高尚に語りたいだけじゃん(ア ルパインクライマーにしては、ゲレンデばっかりだしw) 負け惜しみにフリー能力は高いので、あとはそれを発揮す るだけとか言ってるけど、そのためのアルパインに向けた 努力が見えないよね〜 そもそも周りに自分の力を顕示したいがために登るのが目 的にしか思えないが?
自分へのチャレンジのために登るんであれば、偉大なアル パインクライマーになるのが目標とはならないでしょ(結 果的にそうなったのは別として)
2013-05-01 02:23 アルパインクライマー

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引用ここまで。

言葉の汚さは置いとくとして、内容としては明らかに間違っているわけではないし、ブログの過去の記事も読んでくれているみたいなので、考えさせられるコメントだった。

「アルパインに向けた努力」ってなんだろう?
常にそれを模索しているんだけど、正解がなかなか見つからない。とにかく山に多く入るべきってのは
おそらく正しいけど、簡単な山に登っても成長できない。難しい山に行ったら死んでしまう。人に頼っては成長できないし、自分だけではわからないことばかり。
山って難しい。

さて、コメント内に「周りに自己顕示したいが為に登っている」とあるが、これはその通りだ。
人が登れて自分が登れなければ悔しいし、逆なら嬉しい。
これって当たり前だと思っていたんだけど、そうでもないのかな?
僕のフリークライミングへのモチベーションのかなりの部分がここにあるのですが…。

それと、僕は自分のフリー能力が十分だなんて少しも考えていない。アルパインクライマーを語るなら5.14は登っておきたいし、エルキャピタンをワンデイで登れるぐらいの力を付けたい。
この秋の僕の目標はビッグウォールだ。ビッグウォールはアルパインの基本的技術が詰まっているので避けては通れない。ビッグウォールを登る為にゲレンデに通うことは間違った方法では無いだろう。

さて、このコメントをくれた方は自分のことを「アルパインクライマー」と言っている。
アルパインクライマーでフリーを蔑ろにする人っているのでしょうか?(谷口さんとか居るなあ)
仲間と切磋琢磨することに楽しみを見いだせないで強くなれるのでしょうか?

アルパインクライマーへの道は遠いけど、こうやって考えながら成長していくのが凄く楽しい。
いつかは自分のラインを描くことを夢みて今日もジムで登ります。
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登る理由や目的は、人それぞれなのですね。
仲間に会うために登る人。
自己顕示のために登る人。
仕事で登る人。
自己実現のために登る人。

クライマーとして一番大切な事は、ただ、登り続けることのような気がしています。
お互い、いつか山でお会いできると良いですね…

No title

コメントありがとうございます!
クライマーは登るからクライマーなんですね。僕も一生クライマーでありたいです。
それと、アルパインクライマーと言うのはアルピニズム精神で山に挑む人たちだと思います。
「より高く、より厳しく」
僕はそういうクライマーに憧れます。

No title

今のクライマーってみんな仲良し同士ですね。昔のクライマーはクライマー同士、山岳会間で反目しあってたね。酒飲んでクライミング論戦わせて喧嘩沙汰なんてよくあった。それに比べればこんなコメントなんて可愛いもの。気にすることはない。クライミングなんて所詮、自己満足のゲーム(遊び)。最高に自己満足できるようにやればいい(もちろんクライミングの倫理に則って)。しかし、誰かに評価してもらおうってわけじゃないんだけど誰かに登ったぞ言わないとそのように完結しないんだよね。だから他者も尊重しないとね。アルパインクライミングなどヤバいとこに身をさらす行為だから自己顕示欲があっても、生意気なこと言ってもいい。クライミングは登っても、登れなくても無事生きて帰ってくることが原則。そう考えれば自ずと自分がやらなければならないことがわかると思います。

No title

コメントありがとうございます!
深いお言葉に感謝しています。
「酒飲んでクライミング論闘わせて喧嘩沙汰」なんて素晴らしいですね。
焚火の前で意見を闘わせ、壁の中で自己主張できるようなクライマーになりたいです。
「生きて帰ってくることが原則」これを忘れずに自分の道を歩いていこうと思います。

初コメントです。
私、いつもブログ見てます。
エントリーの自己顕示のことについてコメントを。
自己顕示がクライミングのモチベーションとのことですが、それが自分対仲間うちで競い合うことや自分対過去の登攀者との比較なら私はいいと思いますし、健全なことだと思います。
でも、失礼かもしれないですが、これまでのブログからのpecomaさんの印象として、他人との比較によって自分の優位性を感じやすい方なのかなとの印象も受けます。
(あくまで私個人の感想なので、ご了承ください、またこうしたことは良い悪いの問題でもないことをご理解下さい)
おそらく、先のエントリーへのコメントの方はそうした部分に対して過敏に反応なさっているのではないでしょうか?
(フリー能力の高いpecomaさんへの嫉妬か被害妄想的にブログを捉えているのかも)

グレードやスピードだけがクライミングの全てじゃないし、その人の肉体的特徴や気候的条件によって体感グレードは変わってきますし、比較することは難しい。
そうした部分がピオレドールで優劣をつけることに対して物議をかもす最大のポイントなんだと思います。

でも、個人的にクライミングは自分の内側へ向かう方がより良いのかなと私は考えています。
自分の能力への挑戦、山(ルート、課題)への達成感などの1次的な感情よりも、功名心や征服心、他人との優劣などの2次的感情が目的になっていると、本末転倒な気がします。
グレードはあくまで客観的な物であって、クライミングは主観的な物差しで語る方が楽しいかと私は考えます。
長文、失礼しました。

追記です。

pecomaさんも、能力や経歴でアルパインクライマーを語るのではなく、アルパインをやりたいと思って山をやっている時点で既にアルパインクライマーなのではないでしょうか?
(能力的に優秀なアルパインクライマー、あるいはいいとされるスタイルのアルパインクライマーとは定義、意味合いは違うかもしれませんが)

No title

コメントありがとうございます!
皆様からコメントを頂けると大変嬉しいです。今後も貴重な意見をよろしくお願いします!

フリークライミングをスポーツ競技として捉えるのが僕は好きです。なので、フリークライミングに関して2次的感情が優位になったとしても、ある面では正しい方向性だと感じます。
アルパインクライミングもそういう風に捉えてみたいと考えているのは事実ですが、今のところ不可能です。1次的感情が優位になるからです。
僕のブログから、山に関しても2次的感情が優位になっていると感じられるとしたら、少し残念です。
(こうしてブログで発信している時点で、自己顕示が前提としてあるんでしょうね…)

多くの方にブログを読んでいただき、緊張するとともに喜びを感じています。
否定的な意見もあって当然だと思っています。
ただ、何を言われようと、僕は自分が本当に好きなことに出会う事ができ、一生懸命それに取り組んでいるという事実は変わりません。
今後も登り続けるだけです。

また、アルパインクライマーを目指してはいますが、山の経験が少なすぎて、まだ「憧れ」としか言えません。
いつかはアルパインクライマーと堂々と名乗れるように頑張ります!

No title

 ちょくちょくブログ見させてもらっています。内地のクライマーってすごい人がるんだなぁー、と思ってみています。
 他の人の活動記録を見て自分のモチベーションに変換できるのがブログとかnetのいいところだと思います。他にもいいところがあって、行きたい山、クライミングエリアのインフォーメーションも手に入れることができるのもいいですね。
 クライミングは自己満足の趣味だと思います。だから一人でニヤニヤ、コツコツやれて面白いものだと思います。本当にいい。
 スタイルはそれぞれ、人と比べる、自分と比べる、山と比べる…。一生懸命出来る限りやる、enjoyする、one of 運動…。
いろんな人がいますが、いろんな遊び方があってそれが良いと思います。だからぺこまさんのやっていることはクライミングであり、それを用いて山を目指そうとしているならそれもアルパインクライミングの記録であると思っています。私は見た時、いつも感動しています。

そんなことより今回、私はその人がどのような背景、心理が働いてそんな発言をしたかが気になります。たぶん、その人もアルパインクライミングに情熱を持っていてそんな発言をしたのであれば、是非そんな気合の入った人と登ってみたいです。
 
 ぺこまさん、北海道きたらご連絡ください。
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