旭山動物園に行った

先日、ふっと思い立ち、北海道の旭山動物園に行きました。

展示方法の工夫については、あえて知ろうとしなくても事前にたくさんの情報が入ってきてしまったので、「オンサイトの楽しさは半減してしまうかな?」と言う気持ちがありました。
だから、あんまり期待し過ぎないようにしていたんだけど、見事に裏切られました。

「展示方法」は想定内であっても「引き出された動物たちの魅力」は想定外でした。

特にテナガザルとキョンの檻。
なぜテナガザルとキョンが同居しているのかについてはここでは追求しませんが(どちらもクライマーにとって重要な動物だから、と言う事では無いと思いますが…)、テナガザルの運動能力には本当に驚きました。

例えばリスのような小動物が機敏に動く事に違和感を感じる事は無いですが、人間の子供ぐらいの質量があるテナガザルによるあたかも空中で停止するようなアクロバティックな動きは不自然で不安定で、なんだか心配になってしまいました。落ちるんじゃないかと。

木の枝に見立てた直径3センチぐらいの鉄棒から鉄棒へ飛び回っている時は安心して見ていられても、時々混ざっている直径10センチほどの鉄棒に向かって飛ぶ時は気が気ではありません。凄いスピードだからサルがどれだけ目標物を確認しながら動いているかわからないし、片手が何とか届くような距離だし、何より彼は既に地上10メートルの空中に放り出されているのです。
直径10センチの鉄棒に手は届くけど、体の振られにスローパーでは耐えられず、慌ててもう片方の手を寄せてくるが重力による体の落下に間に合わず手は鉄棒の下をかするだけ。振られた勢いで頭を下にして墜落する。そんな様子が頭ををよぎり、あっ!っと声をあげるのだけど、サルは何事も無かったようにウンテイ遊びを続けているのです。
停止する時は前方へのエネルギーを腕を軸とした回転に変えて1回転半。鉄棒の上に座ってこちらを見下ろします。

テナガザルの子供は親にしがみついて離れようとしません。親が無理矢理引き離すと、コザルはまるで高い木から降りられなくなった人間の子供(もしくは初めてトップロープでロワーダウンする大人)のように恐怖感を露わにして震えながら鉄棒にしがみついてギャーギャー泣いています。こんなコザルが数年で自由自在に飛び回れるようになるなんて信じられません。

あとは黒ヒョウはサルと比べたら遥かに鈍臭かったし、空飛ぶペンギンはこうなった経緯を知っているから感動的だし、カバのウンコはけっこう派手に飛び散る事を知りました。

そして、シロクマの餌やりでは、動物園のスタッフが環境保護について訴えていました。

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動物園で環境保護を訴える?動物を檻に閉じ込めて金儲けの道具にしている奴らが?
そんな事を言う人もいるでしょう。
でも、動物園だからこそ伝わる真実や願いがあります。動物園だからこそ考えさせられる動物や自然に対する向き合い方があります。動物園だからこそ感じる事のできる人間のエゴや自然の深さがあります。

動物たちの幸せを望むのであれば、動物園なんて言う残酷な施設を無くすべきだ。
可哀想な動物たちの姿を見せたくないから、子供は動物園に連れて行かない。
動物園は動物虐待を助長する。
岩にボルトを打つなんてけしからん。自然破壊だ。(←ちょっと混ぜてみた)

そういう事を言う人に本当に動物や自然が好きな人がいるのでしょうか?
昆虫標本は可哀想?
押し花は可哀想?
焼肉は可哀想?
米は可哀想?

旭山動物園で展示されている個体はみんな生き生きしていました。
テナガザルを始め、多くの動物たちに楽しませてもらいました。
また来たいです。次は冬だな。ふふふ。



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