ニセコで野外救急講習(英語)を担当した
WMA(Wilderness Medical Associates)のインストラクターとして6日間の英語コースを担当しました。
2週間前にインストラクターになったばかりで、最初の担当コースが「6日間で英語」というかなりchallengingな内容でしたが、結果としてはとても充実した楽しい6日間になりました。

インストラクターは先輩1人(Sさん)と同期1人(Cくん)の合計3人です。
Sさんは日本人だけどほぼ不自由無く英語を操るし、Cくんはフランス人だけど僕から見たらほぼnative English speakerなので、基本的には彼らに頼ることになってしまうけど、金を貰って仕事をするからには貢献する必要があるし、何より自分の成長のために(迷惑をかけない範囲で)できることは全部しようと考えていました。

実際にはどれだけ貢献できたかわからないけど、5日目の大規模シミュレーションの仕込みを任されたのは嬉しかったです。
シミュレーションのシナリオを考え、傷病者役に設定を伝え、受講生にとって意味のあるシミュレーションを創り上げることは(僕にとっては)日本語でも容易ではありません。それを英語で実行するのは僕の実力では不可能なのではないかとも感じられました。
Sさんに相談すると「好きにしていいよ」ぐらいの返事しか返ってきません。これは信頼されている証とポジティブに捉え、自分なりに頑張って準備しました。

結果としては、とても良いシミュレーショントレーニングができたと思います。
みんなあまり話題にしてくれなかったけど、僕としては乳児(溺水で心肺停止)とその父親(外傷性ボリュームショックで死にそう)がどちらも無事に生きて病院に搬送されるストーリーは最高にheart warmingなシナリオだったんじゃないかと勝手に満足しています。


さて、講習中に多くのことを学ぶことができたのはもちろんのこと、講習以外の時間もSさんとCくんからたくさんの刺激をもらいました。
なかなか言葉で表現することは難しいけど、簡単に言うと「本気で人生を楽しんでいる人たち」なんだなってことに気がつきました。そして、それはSさんやCくんだけでなく、今回の受講生たちからも感じました。

僕も自衛隊を退職して、何となく「自分の道を歩いている」ような雰囲気でいたけど、覚悟と実行力が全く足りていないことに気付かされました。
いくつかの資格を取得することにフォーカスしてしまい、もっと大事なことを忘れていたように思います。
資格は手段であって目的ではありません。

また、Cくんと一緒にコースを担当することで、Cくんの凄さを思い知らされました。
Cくんのように努力家で真面目な人はたくさんいるけど、自分の意見を論理的に主張しつつバランス感覚を失わない人はそんなに多くはいないと思います。その上、頭のキレも抜群で、かつ思いやりとユーモアを兼ね備えているという。
友人として、同僚として、本当に尊敬します。
僕もCくんと切磋琢磨しながらWMAという海賊船を盛り上げていけたらいいな。

ということで、実りの多いニセコでの生活でした。
次は秋田での講習会が予定されています。
これまた尊敬している先輩インストラクターのGさんと一緒なので楽しみです。あとはインストラクター研修生のHくんも一緒。研修生に対しては、今度は先輩として良い見本になれるよう頑張ります。
2週間前にインストラクターになったばかりで、最初の担当コースが「6日間で英語」というかなりchallengingな内容でしたが、結果としてはとても充実した楽しい6日間になりました。

インストラクターは先輩1人(Sさん)と同期1人(Cくん)の合計3人です。
Sさんは日本人だけどほぼ不自由無く英語を操るし、Cくんはフランス人だけど僕から見たらほぼnative English speakerなので、基本的には彼らに頼ることになってしまうけど、金を貰って仕事をするからには貢献する必要があるし、何より自分の成長のために(迷惑をかけない範囲で)できることは全部しようと考えていました。

実際にはどれだけ貢献できたかわからないけど、5日目の大規模シミュレーションの仕込みを任されたのは嬉しかったです。
シミュレーションのシナリオを考え、傷病者役に設定を伝え、受講生にとって意味のあるシミュレーションを創り上げることは(僕にとっては)日本語でも容易ではありません。それを英語で実行するのは僕の実力では不可能なのではないかとも感じられました。
Sさんに相談すると「好きにしていいよ」ぐらいの返事しか返ってきません。これは信頼されている証とポジティブに捉え、自分なりに頑張って準備しました。

結果としては、とても良いシミュレーショントレーニングができたと思います。
みんなあまり話題にしてくれなかったけど、僕としては乳児(溺水で心肺停止)とその父親(外傷性ボリュームショックで死にそう)がどちらも無事に生きて病院に搬送されるストーリーは最高にheart warmingなシナリオだったんじゃないかと勝手に満足しています。


さて、講習中に多くのことを学ぶことができたのはもちろんのこと、講習以外の時間もSさんとCくんからたくさんの刺激をもらいました。
なかなか言葉で表現することは難しいけど、簡単に言うと「本気で人生を楽しんでいる人たち」なんだなってことに気がつきました。そして、それはSさんやCくんだけでなく、今回の受講生たちからも感じました。

僕も自衛隊を退職して、何となく「自分の道を歩いている」ような雰囲気でいたけど、覚悟と実行力が全く足りていないことに気付かされました。
いくつかの資格を取得することにフォーカスしてしまい、もっと大事なことを忘れていたように思います。
資格は手段であって目的ではありません。

また、Cくんと一緒にコースを担当することで、Cくんの凄さを思い知らされました。
Cくんのように努力家で真面目な人はたくさんいるけど、自分の意見を論理的に主張しつつバランス感覚を失わない人はそんなに多くはいないと思います。その上、頭のキレも抜群で、かつ思いやりとユーモアを兼ね備えているという。
友人として、同僚として、本当に尊敬します。
僕もCくんと切磋琢磨しながらWMAという海賊船を盛り上げていけたらいいな。

ということで、実りの多いニセコでの生活でした。
次は秋田での講習会が予定されています。
これまた尊敬している先輩インストラクターのGさんと一緒なので楽しみです。あとはインストラクター研修生のHくんも一緒。研修生に対しては、今度は先輩として良い見本になれるよう頑張ります。
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