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下呂温泉に行ってみた

時には宿でゆったりしようか、ということで下呂温泉に行ってきました。

まずは中央アルプスと裏(表?)南アルプスを眺めながら中津川へ。
中津川は中山道の45番目の宿場町で栗きんとんが有名らしいです。
ということで運転しながら栗きんとんをいただきました。栗そのものって感じで美味しかったです。

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下呂温泉近くの合掌造りの村へ立ち寄りました。
最近は日本史と地理を勉強しているので、旅行の楽しみ方も広がりますね。
これまでは、文化財系には全く興味が無かったけど、今は寺社仏閣とかも見て回りたいと感じます。

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泊まったのは「しょうげつ」という宿。

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ビルの中に川とか池とかありました。

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ビルなのに、1部屋ずつ軒とかあって離れみたいな雰囲気でした。
窓のサッシを隠したり、縁側に相当する部分を1段下げたりすことで、外への広がりを感じられるデザインでした。きっと、開口部が広いだけではこの開放感には至らないと思います。

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僕たちの部屋は最上階でした。
なんかすごく広い部屋で、どの場所も素晴らしい居心地でした。

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とは言え、僕はずっとソファのある部屋の端っこに座ってテレビを見たり勉強したりしてました。
今も同じ場所でこのブログを書いています。
いつかこの広い空間を使いこなせる日が来るのだろうか?

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食事は1階の個室でいただきました。
若い男性が担当してくれたんだけど、

「どちらからいらっしゃったんですか?」
「山梨です」
「やまなし・・・って、どこでしたっけ?」
「東京の西です」
「遠い所からありがとうございます」

という衝撃の会話が繰り広げられました。
ちなみに、とても親切で良い感じの方だったので気持ちよく食事を楽しめました。

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魚も肉も美味しかったです。
肉を自分のペースで焼けるのが嬉しかったです。

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夜はテレビでSASUKEを見てたけど、途中で寝落ちしました。
朝風呂で朝焼けを楽しんだ後、朝食も同じ場所でいただきました。

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さて、そろそろチェックアウトの時間です。
おかげさまでのんびりした時間を過ごすことができました。
それでは良いお年をー。
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茅ヶ岳に登った

今年の10月に山梨県北杜市に家を建てました。
岩場へのアクセスの良さから選んだ土地だけど、何をするにも素晴らしい場所でした。



朝起きて、コーヒーを入れて、朝日に輝く甲斐駒ヶ岳を眺めながら、ルーチンの勉強。
それから朝食を食べながら、今日はどこに行くかを相談。
8時に出発すれば、一日中遊べる。
暗くなるまで遊んでも、家に着くのは18時頃。風呂に入って、ゆっくり夕飯を食べられます。

昨日はクライミングの予定だったけど、家の周囲で-5°Cという極寒だったので予定変更。
急遽、スキー場に向かいました。
今シーズン初スキーだったので、軽く3時間ほど滑って終了。クライミングジムに行くような感覚ですね。

今日もクライミングの予定だったけど、家の周囲で-7°Cという極寒だったので予定変更。
裏山の茅ヶ岳(深田久弥が亡くなったことで有名な山)に初めて登ってきました。

一番近い登山口は自宅から車で5分。というか、家から歩いて往復できます。
今日は、自宅から15分ぐらいのところにある深田記念公園からスタートしました。

落ち葉のラッセルでした。

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家の近くのパン屋で買ったパンを山頂でいただきました。
最高だね。

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ということで、最近はちゃんと計画を立てて山とか行くんじゃなくて、行き当たりばったりで生きるようになってしまいました。

1時間以内で行ける場所をまとめてみました。

<1時間以内で行ける岩場>
小川山
瑞牆
太刀岡山
甲府幕
野猿谷
湯川
など

<1時間以内で行ける登山口>
甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山
八ヶ岳
大菩薩嶺
甲武信ヶ岳
金峰山
瑞牆山
など

<1時間以内で行けるスキー場>
カムイみさかスキー場
富士パラ
八ヶ岳南側のスキー場たち
もうちょっと北側のスキー場たち

ぼちぼちアイスとスキーの予定も立ちつつあります。
でも、今年の冬は勉強を軸足にして、できる範囲で山を楽しむスタンスでいこうと思います。
この生活スタイルなら自宅の環境を最大限活かせますね。トレーニングは自宅でできるし。

それでは、皆さんも安全に年末年始山行を楽しんで下さい!

試験を2つ(WMAインストラクター候補生とTOEIC)受けた

今週末は試験が2つあったので大忙しでした。

1つ目はWMAのインストラクター候補生の面接試験(WMA:Wilderness Medical Associatesについて気になる人はグーグル先生に聞いてみてください)です。
これに受かると、インストラクター候補生として、各コースのお手伝いができるようになります。当然、候補生なので給料などは一切ありませんが、手伝いながら多くのことを学ぶ機会を得ることができるはずです。

これに先立ち、書類選考がありました。
生まれて初めて履歴書というやつを書きました。そして小論文も書きました。
で、無事に通過し、今回の面接となったのですが、それがなんと「10日後の金曜日に信濃大町に来れますか?」と連絡が。こんなの対応できる人がどれだけいるんだ?とか思いつつ、我が社は超ホワイト企業なので普通に対応できました。

面接は30分の模擬授業から始まりました。
テーマは自由に選んでいいけど、パワポとかは使わずにホワイトボードのみで実施すること。そしてデモンストレーションを交えること。
これだけでワクワクしますね!
楽しくやらせていただきました。

あとは普通の面接。と言っても、経験が無いから普通が何かわからない。というか、海外からのオンライン面接官もいたりとか、だいぶ普通では無いんだけど、内容はきっと普通。

僕はこれまで、宇宙飛行士の面接を想定して日頃から準備してきたので、そつなくこなせたと思います。
圧迫面接とかも想定していたので、若干拍子抜けした部分もありました。

で、その場で合否判定。

で、合格。

まあ、ほぼ身内でやってる出来レース的なものではあるのですが、それでもちゃんと評価してほしかったので真面目に準備したし、相手もしっかり僕のことを見てくれたと信じています。

で、そのまま忘年会。

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ああ、それで金曜日の大町なのね。

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WMAのメンバーとして暖かく迎え入れてくれました。



自分がWMAインストラクター候補生としてできることは何か?
そして山梨県の、日本の山岳医療発展のためにできることは何か?
しっかりと考えて行動していきたいと思います。

さて、翌朝は雪ががっつり積もっておりました。
スキーして帰りたいところだけど、日曜日にTOEICがあるので山梨に帰宅。

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通訳案内士試験ではTOEIC900点以上で英語筆記試験が免除になります。
なので、当然目標は900点以上。
前回(2021年4月)は865点という不甲斐ない結果でした。でも、これは二日酔いでリスニング中に意識が飛んだり、マークのズレで20問ほど塗り直したりとかしてたからってことで、実力的には900点は取れるはずなんです。

ということで、今回は言い訳できないように、前日は酒も飲まずに22時には寝ました。

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で、さっき試験が終了。
初めて3分ぐらい時間が余ったので見直しもできました。そして見直しで1問修正に成功。
何点取れたかはわからないけど、気分は良いです。
でも冷静に考えれば適当に選んだ問題もたくさんあるし、時間を意識しすぎてミスしている可能性もあります。ま、でも、それも実力なのでしょうがない。今回は何も言い訳できません。

今回900点に到達しなかった場合に備えて1月30日にも申し込みました。
でも、できればもうTOEICの勉強は卒業して、話す練習に移行したいですね。

今は帰りの電車です。
家に帰ったらクリスマスパーティーだあ!

山梨県の山岳医療状況を向上させるためには何をしたらいいのか

これまでは漠然と「日本の山岳医療って遅れてるよなー、なんかできないかなー」と考えていましたが、山梨県に引っ越してから、山梨県の山岳医療を向上させるための具体的な方法について真剣に考えるようになりました。
というのも、大好きな山梨県の山々に世界中の人が訪れてほしいから、でも、医療体制が整っていないから。

山梨県は北岳、甲斐駒ヶ岳、瑞牆山、大菩薩嶺などの100名山を始め、たくさんのハイキング道やクライミングエリアが整備されており、多くの登山者がやってきます。その裏返しとして山岳遭難発生件数は日本で5番目、死亡者は日本で3番目に多いです。それにも関わらず山岳診療所は北岳に1軒あるだけです(富士山を除く)。北アルプスに20軒ぐらいあると言うのに。

つまり、山梨県は「山や登山者が多いにも関わらず山岳診療所が少ない」というちょっと残念な特徴があるのです。
山岳診療所があるとどんな良いことがあるのでしょうか?

1つ目は、傷病者に早期に適切な医療処置を施せる可能性があること。
2つ目は、直接の処置ができなかったとしても、傷病者や救助者に対して医療的なアドバイスを行えること。
そして3つ目は、情報の収集・分析・公表ができること。

つまり、山岳診療所のほとんど無い山梨県の山で傷病者が発生し警察が出動した場合、医療施設に運ばれるまでの間に医学的な介入がなされることはほとんどないのです。

これを解消するための手段を3つ考えました。

1、診療所を設立する
2、救助隊メンバーに医学的知識・技術を付与する
3、山岳医療パトロールを実施する

これら3つのことを今後進めていこうと考えているのですが、偶然ではあるものの、山梨県警の救助隊に対して山岳医療の講習会を実施する機会をいただきましたので、上記のようなことを熱く語ってまいりました。

また、これまた運の良いことに僕の自宅のすぐそばで開業している衆議院議員の先生(医師)ともお話する機会があり、山岳医療パトロールの構想や、地元の医療にも貢献したいことなどを語らせていただきました。

ということで、来年度の山岳医療パトロールはなんとかいい形にしていきたいと考えています。

で、それとは別件ですが、今日は防衛大学校で講演してまいりました。
冬合宿直前の学生たちは非常に熱心で、僕も勉強になるような質問をたくさんしていただきました。



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比べてしまうのは酷ですが、我が母校の山岳部もこのぐらい頑張ってほしいものです。

今回の冬合宿用に作成された資料は30ページ以上あり、医学的な注意点だけでも3ページほど書かれていました。僕たちは医学的な観点からのアドバイスを実施しましたが、一番重要なことは、自分たちでリスクを把握して、それを乗り越えるための方法を事前に考えることです。そういう意味で、防衛大学の学生に対しては特に教えることもありませんでした。「模範解答」など存在しません。安全に過ごしたければ家のコタツでミカンを食べてれば良いのだから。

さて、自宅のリースもハロウィン仕様からクリスマス仕様に変えました。

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みなさん、安全で楽しい冬山ライフを!

白山の事故で考えた2つのこと

先日、白山で1人のスキーヤーが亡くなる事故がありました。
故人のご冥福をお祈りいたします。

さて、この事故を通じて2つのことを考えました。
(事故の内容について議論したり、当事者たちを責める意図は一切ありませんことをご承知おきください。)

1つ目は、事故報告を公にしてくれたことに感謝したいということ(下記URLよりアクセスできます)。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3780780.html?fbclid=IwAR39KaTj8WiXIsAiDVVQqzc5N6XzfhxcptBs6YnBhC58M4ddsgMKCbor8gw


これまでも当ブログでも時々書いてますが、僕は事故情報は多くの人と共有すべきだと考えています。
事故に至らないヒヤリハットも共有すべきでしょう。

人が亡くなるような大きな事故の場合、ご遺族の意向だったり、仲間の心情だったり、事後処理が多すぎたり、様々な要因で記録を公表するのが困難になることもあるかと思います。それでも、できるだけ多くの人と「起きたこと」を共有し、今後「起こさない」ためのきっかけにしていただきたいと思います。

ヒヤリハットの場合は、少し事情が違って、単純に恥ずかしかったり、わざわざ公表するほどのことでもなかったりすると思います。だから僕は、匿名の報告プラットフォームを作りたいのです。
でも、こういうのは本当はガイド協会がプラットフォームを作成して、ヒヤリハット報告は有資格ガイドの義務とかにするのが一番いい形なんじゃないかとか考えています。それらを解析して広く公表したり、自分たちの技術向上につなげたり。とてもいい考えだと思うんだけどなあ。


さて、今回の事故で考えた2つ目のことは、予備ゴーグルの重要性です。
実は、今、たまたま「冬季登山中の視力矯正具使用に伴うトラブルの発生状況とその対処方法に関するアンケート調査」という研究をやっていて、最終的には「予備メガネを持ちましょう」と結論づけています。
論文投稿前なので、詳細は書きませんが、「眼鏡やゴーグルは曇ると致命的」という、まあ、ある意味当たり前なことを論文という体裁に仕立てて述べています。
でも、これは本当に重要なことで、今回の事故はもしかしたら予備ゴーグルがあったら違う結果になっていたかもしれない、と感じるのです。

で、年内には下図のようなパンフレットを作成して埼玉県岳連を通じて配布予定です(未完成なので全体は見せられませんが)。

眼鏡パンフレット一部

安全を突き詰めるとどこにも行けなくなってしまうけど、行くと決めたならできる安全対策は全てやりましょう。
自戒を込めて。

それでは、楽しい冬山シーズンを!
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こんにちは!
いつも笑顔のペコマです!

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