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今季初の裏同心ルンゼに行ってみた

11月としては異例の積雪を記録した関東地方。
「積雪は滝の氷結にとっては不利になる」という噂を聞く一方、「寒ければ凍るでしょ!」という希望をこめて、とりあえず偵察に行ってきました。

11月26日、6時ぐらいに赤岳山荘出発。
8時ぐらいに裏同心ルンゼ入り口。
トレース無し。我々が積雪後の初入渓。偵察する価値があるってもんだ。

F1。
…真ん中は沢。
左(右岸)はなんとかなりそうなので取り付くものの、岩の上に雪がのっているだけでアックスの刃を消耗して終了。
諦めて右のブッシュからちょい巻き。

やっぱりまだ早かったかな、と思いつつ奥へと進む。



PB260016.jpg

PB260022.jpg

F1以降の滝はどうにか凍っていて、一応、全部登りました(全てフリーソロ)。
ただし、スクリューがきまる場所は一カ所もありません。そして油断すると沢登りになります。

ってことで、この冷え込みが続けば来週末には普通に楽しく登れる状態になるんじゃないでしょうか(気温が上がると消え失せそうですが…)。

裏同心を抜けた後jは大同心南稜へ。

PB260037.jpg

PB260040.jpg


穏やかな快晴で、とっても気持ちよいクライミングができました。

困難の追求はアルパインクライミングの重要な要素の1つだけど、やっぱり快適に登って雄大な景色を眺めるのが好き。
でも、「快適に登る」ためには自分のキャパシティを広げる必要があって、そのためには困難を乗り越える必要がある。
ああ、山ってやつはいつも僕を悩ませる。

ま、楽しければなんでもいいんだけど。
今シーズンはカナダでアイスツアーの予定なので、来週もアイス!
凍れ!寒気ガンバ!
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初めてトレランの大会に出た@日光国立公園マウンテンランニング大会

初めてトレランの大会に出場しました。
というか、トレランと言うのもを初めてやりました。

約450人が出走。
スタートラインに立つと、周りの人がみんな強そうに見える。
山岳雑誌で見るようなカッコイイ装備に身を包み、テーピングとかして、こりゃあちょっと場違いな所に来てしまったかと心配になりました。

シューズは知り合いから譲り受け、ザックは購入。
残りの装備は全て登山用。
水分補給のチューチューするやつとか無いのでペットボトルそのまま。



ま、完走が目標なので、気軽な気持ちでいきましょう。
そんで真ん中より上ぐらいの順位ならいいなー、と。

スタートしてから10分ぐらいすると「怪我人発生!」の伝言が前から伝わってきた。
おお、こうやって伝言ゲームでスタッフに伝えるのね。なんて感心しつつ、怪我人と接触。

自分が医師であることと、救護所の医師が自分の妻であることを伝え、一通り全身観察。
命に関わるような病態ではないものの車で医療施設に搬送する必要はある。
ってことで後から駆け付けたスタッフの救命士が中心となって搬送を行いました。

無事に搬送終了し、レースに戻った時には最下位。
スイーパーと合流してしまった。

ま、せっかく来たから完走だけはしておこうと思い、気を取り直して走り出す。
そしたら随所にすごい景色が!

IMG_1595.jpg

最下位からのスタートなので、どんどんランナーを抜いていく爽快感もあって、なんとも幸せなランでした。
写真は1445段の階段を登り切ったところ。

30kmなんて走ったことなくて心配だったけど、全く問題ありませんでした。
だって、登りは歩くので、いつもの登山と一緒だし、下りはいつも走るから結局、いつもの登山と同じなんだもん。
ってことは、僕はいつもトレランしてたってことがわかりました。全然初めてじゃなかった。

そうは言っても普段の登山よりは頑張るので、最後は足がヨタヨタになりつつゴール。

IMG_1597.jpg

100人ぐらいは抜いたと思っていたけど、なんと350人ぐらい抜いていて91位でした。
自分でもびっくり!
傷病者対応が無ければ50番ぐらいだったんじゃないかなあ。

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神社の紅葉も綺麗だったし、景色も良かったし、順位も良かったし、怪我人も無事に病院に運ばれたみたいだし、完走者に振る舞われた蕎麦もうまかったし、スタッフも元気がよくて楽しいし、素晴らしい大会でした。
初めてのトレランでこんな素晴らしい大会に出場出来て幸せいっぱいでした。
誘ってくれたリヒトくん、ありがとう!

瑞牆でトップガンとかポセイドンとか登った

先週末(4連休)は(も)瑞牆山でした。
「精神と時の島」を脱出してから全ての週末を瑞牆山に捧げています。

1日目
「トップガン」(5.13a)に初トライ。超絶寒い。一瞬で手が麻痺。
下はランジ態勢に入るのが悪いが、いい方法を発見。ランジは問題なし。2級ぐらい。
上はガバtoガバの3級ぐらいのランジ。超気持ちいい系。こんなの失敗するはずがない。
2便目で核心部分をつなげて成功。下部のアプローチは冷たくてやる気がしないので、これで終了。RPとは言えないけど、まあ満足。予想通り、ボルダラーにとってはお買い得の5.13でした。
続いて瑞牆で最も楽しい5.11とトポに書いてある「怒涛のレイバック」(5.11c)にトライ。たぶん途中のムーブを間違えたんだと思うんだけど、渾身の力で耐えてオンサイト。楽しいことは認めるけど、瑞牆で一番かどうかはわからない。チッペはヒュルヒュルと軽々フラッシュ。
あとは適当に5.11台を何本か登って終了。なんか瑞牆本の表記と実際のボルト位置とに相違があって、よくわからない部分も。

2日目
初めてのバベルの塔。ここは昨日と違って日当たりが良くて暖かい。
まずは「ポセイドン」(5.11a)にトライ。フェイスのスタンスとか隣のクラックとかを足で使えるのでけっこう休める。だけどクラックに慣れていない僕はギリギリな感じでオンサイト成功。けっこう充実した。
チッペは「ロプロス」(5.11c)をやるも下部の5.10bワイドが登れず。そして上部はオンサイト。これってレッジtoレッジ的には2ピッチに分けても問題ないわけで、となると上部だけで単独のルートと捉えることもできて、チッペは「ロプロス」をほぼオンサイトしたわけだけど、1ピッチ目が登れないから辿りつけないわけで…。
僕は5.10bワイドは落ちずに登れました。で、そのまま左のルート(名前忘れた)を登って「ロプロス」の終了点へ。すごい景色だ。
あとは「ピグモン」「ガラモン」をしばいて終了。

3日目
ボルダリング。
「べシミ」(弐段)。できそう。通いたい。しかし、チッペのリーチだと不可能?
「雷帝」(弐段)。できそう。通いたい。しかし、チッペのリーチだと不可能?
「指人形」(初段)。これはできなきゃダメ。なのに右足上げるのがしっくりこなくて敗退。弱し。
「夏への扉」(1級)。すぐ登れた。
日があたるとまだ暑くてぬめりますね。これからがボルダーシーズン!

4日目
再びバベルの塔。ここは今日も暖かい。
「ロプロス」(5.11c)にトライするもフィストが外れてフォール。ちょっと上にはバチ効きハンドがあったのに残念。ムーブを探りながらトップアウト。次はできそうだったけど、2便目を出す時間が無く敗退。アプローチが遠すぎる(起きるのが遅すぎるのか…)。
チッペは相変わらず下部の5.10bワイドができないけど、上部の5.12aは登れそうだった。ワイドのグレードってなんなんだろうか…。

ってことで今週末も土曜日は瑞牆。
日曜日は日光でトレラン大会。30km。
初めてのトレラン(大会がじゃないよ、トレランそのものがだよ、というかロードでも15km以上走ったことないよ)、だけど、楽しく走りたいと思います。
おらっちガンバ!
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