ボルダリングクライマーの手指筋群の筋力特性っていう論文を読んだ
2015年の「登山医学」に「ボルダリングクライマーの手指筋群の筋力・筋持久力特性」という論文が掲載された。
これは西谷さんという方が何年も前からデータをとっているシリーズもので、前腕の太さとか、握力とか、色々と測定していて、その結果は一般向けにロクスノにも載ったし、実際に計測されたクライマーも多いのではないでしょうか。
今回掲載された内容の一部として「グレードと保持力は比例する」ってのがあります。
グラフにするとこんな感じ。

※西谷ら(登山医学35:61-68,2015)をもとに作成
1.0ってのが自分の体重を保持できるってこと(ぶら下がれるってこと)。3秒間でOK。
で、数字が大きいほど保持力があるのね。
で、その内容は僕にとってはそれほど興味深いものでも無いんだけど、たまたま使っている道具がmetoliusのロックリンクスだったのね。これの1番下を指4本でぶら下がるんだって。
ってことで僕もやってみました。

僕の場合は右手の方が強いので、右手でやってみたらギリギリ3秒できるかどうか。
で、試しに弱い方の左手でやってみるとなんと余裕でぶら下がれるではないですか!もしかしたら+10kgぐらいいけるかも(その場合、計測値は1.17)。
まあグレードが二段ぐらいなので、妥当な値ですね。
でね、不思議なのはなぜ左の方が保持力があるのか。
普段トレーニングしていると明らかに右が強い。いつもは4本ではなくて3本でぶら下がってるんだけど、どう考えても右のが強い。
しかし、ロックリンクスの1番下に4本指でぶら下がる時だけ左が強い。不思議だ。
何回かやっていて気がついたけど、左はしっくりくるのに、右はどうもモジモジしちゃう。うまくフィットしない感じだ。
てことで両手を比べるとこんな感じ。

小指の長さが全然違う!
左手は小指が長いから4本の指がそろうけど、右手の場合は4本揃えようとするとどうにも力が抜けてしまうのです。
子供の頃からチェロを弾いていた影響なんだけど、クライミング始めてからこれを意識したこと無かったな。
現実のクライミングに影響することはほとんど無いと思うけど、指の形状によって持ちやすいホールドが変わるんですねってお話でした。
ちなみに右手は3本指で完全にオープンで持つと自重を支えられました。
これはきっと三段以上の保持力なので、グレードが保持力に追いつけるように頑張ります。なんちゃって。
これは西谷さんという方が何年も前からデータをとっているシリーズもので、前腕の太さとか、握力とか、色々と測定していて、その結果は一般向けにロクスノにも載ったし、実際に計測されたクライマーも多いのではないでしょうか。
今回掲載された内容の一部として「グレードと保持力は比例する」ってのがあります。
グラフにするとこんな感じ。

※西谷ら(登山医学35:61-68,2015)をもとに作成
1.0ってのが自分の体重を保持できるってこと(ぶら下がれるってこと)。3秒間でOK。
で、数字が大きいほど保持力があるのね。
で、その内容は僕にとってはそれほど興味深いものでも無いんだけど、たまたま使っている道具がmetoliusのロックリンクスだったのね。これの1番下を指4本でぶら下がるんだって。
ってことで僕もやってみました。

僕の場合は右手の方が強いので、右手でやってみたらギリギリ3秒できるかどうか。
で、試しに弱い方の左手でやってみるとなんと余裕でぶら下がれるではないですか!もしかしたら+10kgぐらいいけるかも(その場合、計測値は1.17)。
まあグレードが二段ぐらいなので、妥当な値ですね。
でね、不思議なのはなぜ左の方が保持力があるのか。
普段トレーニングしていると明らかに右が強い。いつもは4本ではなくて3本でぶら下がってるんだけど、どう考えても右のが強い。
しかし、ロックリンクスの1番下に4本指でぶら下がる時だけ左が強い。不思議だ。
何回かやっていて気がついたけど、左はしっくりくるのに、右はどうもモジモジしちゃう。うまくフィットしない感じだ。
てことで両手を比べるとこんな感じ。

小指の長さが全然違う!
左手は小指が長いから4本の指がそろうけど、右手の場合は4本揃えようとするとどうにも力が抜けてしまうのです。
子供の頃からチェロを弾いていた影響なんだけど、クライミング始めてからこれを意識したこと無かったな。
現実のクライミングに影響することはほとんど無いと思うけど、指の形状によって持ちやすいホールドが変わるんですねってお話でした。
ちなみに右手は3本指で完全にオープンで持つと自重を支えられました。
これはきっと三段以上の保持力なので、グレードが保持力に追いつけるように頑張ります。なんちゃって。
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