スーパー赤蜘蛛からの小川山で青鬼合宿

シルバーウィークは甲斐駒のスーパー赤蜘蛛を登って、そのまま小川山で青鬼合宿でした。

スーパー赤蜘蛛はビッグウォールの練習として一昨年登ったけど、内容はイマイチでした。
なので今回は自分たちができるなるべく良い内容にしようという感じでリベンジ。
(グレードはロクスノ52号による)

1日目。
黒戸尾根を登る。いつ登ってもつらい。8合目岩小屋にビバーク装備をデポしてAフランケ取り付きへ。
1ピッチ目だけでもRPする予定だったけど、濡れてて無理。一通りムーブをやってみるけど「こんなビチョビチョの草の生えた壁はどうでもいいや」って思ってエイドで抜けてロープをFIX。
ギアを取り付きにデポし、岩小屋に登り返して泊。

2日目。
先行パーティー2組が岩小屋の前を通過。僕たちも慌てて出発。
僕たちは空身なのですぐに先行パーティーを追い越し、取り付きには一番に到着。
6時登攀開始。

1p目(5.11a/b)
ペコマ、リード。昨日はエイドで抜けたので、今日はFIXをユマールするつもりでした。
たけど、もしも他のピッチをRPしたらきっと後悔するってことで、やっぱりフリーでトライ。
濡れた岩と土の詰まったクラックに苦労しながらもなんとかノーテンで突破しRP!やった!挑戦して良かった!

2、3p目(5.8+5.10b)
つなげてチッペ、リード。
前半は非常に快適な5.8のコーナークラック。クラックに草が生え始めたらスラブに移り5.10bパートへ。
チッペは残念ながらここでフォール。後続も居たのでやり直しはせずに先へ進む。

4、5p目(5.10a+5.7)
つなげてペコマ、リード。
スタートのコーナーはびちょびちょなのでA0で抜けて、あとはフリーでノーテン。前回はハング越えが意味不明でA1で突破したけど、今回はちゃんとホールドが見つかりました。それでも5.7は有り得ない。5.10+ぐらいはあると思うのだけど、ラインが違うのかなぁ。

6p目(5.7)
チッペ、リード。

7p目(5.11b/c)
ペコマ、リード。



いよいよスーパークラック。あまり予習してこなかったので左のクラックに移るタイミングがわからず、右のクラックを登りすぎた。そこから本来のスーパークラックに移る部分でフォール。これが正規のラインだと思っていたので、そのままムーブを探ってフリーで突破。
しかし終了点直下のフィンガー〜シンハンドセクションが抜けられず。けっこう粘ってフリー突破を試みたんだけど、難し過ぎて無理。というのもクラック内はビチョビチョ。きっと乾いていたらできるんだろうと信じて泣く泣くエイドで抜けた。

8p目(5.11a/b)
チッペ、リード。

P9200098.jpg

スタートは7ピッチ目の難しさを引きずっているので厳しい。
その数メートルを超えれば快適なハンドで軽やかに登っていった。

9p目(5.10a)
ペコマ、リード。
全ピッチを通して一番乾いていて快適に登れた。小川山なんかにありそうな綺麗なスラブだけど、5.10aは辛いと思う。それなりに本気で登って無事にRP(前回はA0)。

こんな感じで、自分たち的にはそれなりに頑張りました。
強い人は何て事なくOSしちゃうルートなので、力の差を感じずには居られないけれど、岩の状態も悪い中、しっかりこのルートと向き合えたので満足しています。

この日は七杖小屋のテン場泊。

3日目。
下山。朝に黒戸下山は初めてだったけど、フレッシュな気分で歩けるので快適(夜の下山は疲労困憊で辛い)。
風呂に入って小川山へ。
青鬼村に入村。

P9210135.jpg

クジラ岩で遊ぶが、穴社長はいつもながら歯が立たず。ま、いーや。

4日目。
初めて母岩に行ってみるも、ほぼ自然に帰っている。

P9220142.jpg

とりあえず可愛いキノコと戯れて兄岩に移動。
プチマルチ的に兄岩を登って、「紅葉」(5.10a)OS。
「サマータイム」(5.13b/c)をトップロープで。こんなに何もさせてもらえなかったルートは初めて。日が当たって非常に暑かったし、自分のコンディションもかなり悪いけど、それを抜きにしてもきっとめちゃめちゃ難しいルートだと思う。これが25年ぐらい前に登られているのか。すごいな。
続いて「磁力」(5.12d)にトライ。これは一応、遊ぶことはできた。ムーブはほぼ固まったので、機会があればRPしに行きたい。
最後に「ピクニクラ」(5.10b)をフォローで登って、夕暮れの廻り目平をチッペと2人で楽しんで終了。

P9220183.jpg

5日目。
朝から体調がよくない。
チッペの「ノイズ」(5.11a)に付き合い水晶スラブへ。「ツイスト」(5.10a)OS。このルートのランナウト振りは痺れる。
ちょっと下ってボルダー。
「静かの海」(三段)にトライ。誰もいなかったのでゆっくりと岩と向き合えたけど、結局登れず。えっと、たぶんチッピングされてるね。その結果、さらに人気がでるという皮肉…。
午後になりさらに体調悪化。
色んな課題をちょこちょこお触りするも何もできず。

こんな感じで楽しいシルバーウィークを終えて帰宅すると、38度の発熱。
体力の無さを痛感しております。
おやすみなさい。
スポンサーサイト

スコーミッシュで雨の日にクライミングを楽しむ方法

スコーミッシュでクライミングをしてきましたが、滞在8日のち6日間は雨でした。
ネットで調べても日本語では雨の日のクライミング情報はほとんど見つけられなかったので、ちょっと紹介。

すでに「尾根の向こう」http://onenomukou.web.fc2.comにチッぺがレポートをアップしてくれましたが、雨の日でも登れます。

最も確実なのは、どんなに雨が降っていようが気にせず登ること。

「あー雨だし、さすがに無理だね」
「天気だけはしょうがないね」
「そろそろ乾いたかなあ」
「フェイスはいけるけどクラックは濡れてるかもね」

などという戯言は忘れること。

スコーミッシュには5.9以下でも本当に素晴らしいルートが山ほどあります。
広大なスラブを切り裂く1本のクラック。スラブの水を集め雨樋のようにクラック内を水が音を立てて流れます。
ジャムをすればレインウェアの袖を通して体に水が入るし、足ジャムをすれば堰き止められた水が足首を濡らします。
だけど、それがなんとも言えずワイルドで楽しいのです。乾いていれば口笛吹きながら登れるルートだって少しは緊張するし、真剣勝負になる。
そう、これは沢登り。沢の中でこんなラインに出会ったら嬉しさで身震いするでしょう。

そりゃね、僕だって乾いてる方がいいよ。だけど、そんなこと気にしてたら永遠に登れません。
なので、スコーミッシュでは雨とか濡れてるとか、そういう概念を忘れて、とりあえず登りましょう。

次にオススメの雨の日のクライミングは濡れないエリアに行くこと。トポに雨の日のエリアが示されているので行ってみましょう。
僕たちは大雨警報的な日でも登れました(もちろん乾いた岩をね)。マジで大雨だったけど10人以上のクライマーが集まってました。
だけど、雨の日エリアでも染み出していたり、水が伝ってきたりして登れない場所もいくつもありました。これは雨の強さや風や日数などによると思うので地元の人に聞くのが一番いいと思います。ちなみに僕たちが行ったのはCheakamus CanyonのChekっていうエリアです。

それでもどうしようもなければジムに行きましょう。
バンクーバー2軒あるようです。スコーミッシュにもウィスラーにもあるようです。適当に調べてお好きな場所へどうぞ。僕たちはネットの情報から1番面白そうに感じたHiveっていうジムに行ったけど、普通でした。持ちやすさと距離でグレードを決めるという、まあ、そんなもんだよねっていう課題の質でした(あ、決してつまらなくはなかったです、楽しかったです)。もっと難しい課題だとまた違う印象かも知れないけど僕がトライする3級から初段ぐらいはそんな風に感じました。

あとは飯を喰うのと、買い物するのと、ウィスラーとかで観光すれば良いのではないでしょうか。
飯はかなり美味しいです。物価は高いけどアークは安いと思うので好きな人はぜひ。ウィスラーはアウトドア観光の王様って感じの場所でした。

以上です。
雨でも登るぞ!
おらっちガンバ!

登ったルート(記載無ければOSまたはFL、一部フォローもあり)
Magnet 5.4 ****
Kahanie Crack 5.7 top100
Burgars And Fries 5.7 top100
Corn flakes 5.7 ***
Laughing Crack 5.7 top100
Boy Pie 5.8 ****
Quarryman 5.8 top100
Mosquito 5.8 top100
Phlegmish Dance 5.8 ****
Easter Island 5.8 ****
World's Toughest Milkua 5.9 top100
Penny Lane 5.9 top100
Lieback Flake 5.9 ***
Pig Farm 5.10a **
Flying Circus 5.10a top100
Popeyes & The Raven 5.10c top100
Clandlestone Affair (direct ver.) 5.10d ****
Horrors of Ivan 5.11c top100
The Neutered Bovine 5.11c **
Super Baked 5.11c *** (Super Value 5.10c top100のバリエーション)
Diedre 5.8 (6p) top100

プロフィール

pecoma

Author:pecoma
こんにちは!
いつも笑顔のペコマです!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カウンター
ランキング

FC2Blog Ranking

カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR