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小川山で考えた事

GWの後半4連休は恒例の小川山。
冬山から抜け出した喜びを乾いた岩で謳歌しようという魂胆です。
で、これまた恒例の青鬼村を開村して、鬼どもと宴を楽しんだのです。

2日の夜から廻り目平で焚き火と肉と酒!
ちょっと高級な肉とか焼いちゃったりして、うふふ。

3日は初めてロープを結ぶ仲間達と「セレクション」。何回登っても気持ちが良いルート。秋にヨセミテに行った効果もあってか非常に短く感じたのは成長の証?
その後は「エンドルフィン」(5.13a)にトライ。
ムーブはすぐにできたけど、結局完登はできず。核心のポッケも止まって手に足もできて、リップをとりに行く途中で落ちるという非常に惜しいトライがあっただけに登れず残念。ま、次回は登れるでしょう。

4日は最近発表されたというファイナルファンタジー岩へ。
裏のスラブでアップ。右端の3級はなかなか面白かった。
そして表の「モルボル」(初段)にトライ。惜しくもOSは失敗したけど、2撃で登れた。
当然ロングバージョンの「ファイナルファンタジー」(二段)にトライ。この岩の最難課題?リーチがあると有利ってこともあってすぐに登れた。下部カチカチトラバースと上部マントルという性質の異なるクライミングを楽しめる好課題でした。リーチがあると有利だけど、背が高いと狭くて不利という悩ませられる感じもいいね。
あんまりグレードに関してごちゃごちゃ言う気は無いけど、かなり甘いと思います。
その後はクジラ岩周辺で適当に遊ぶ。
「アンブレラ」の左から右にリップトラバースして6級のマントルにつなげる課題ってある?100岩には載ってないんだけど1級ぐらいでムーブも面白くてかなり良い課題だと思いました。
それと「緑のマント」(初段)のトライを開始した。難しいけど、できなくもなさそう。近いうちに登りたいなあ。

5日はミズガキでボルダリング。
4年前に沖縄で会ったクライマーと合流し、久しぶりに一緒に登った。クライミングを続けていれば色々な人と繋がっていられる事を再認識。
まずは「普通の日」(初段)にトライ。最後の右手ピンチからヒール乗り込みが難しかったけど、右手をピンチという意識からガストンって意識に変えたらさくっと登れた。
次に「少年」(3級)にトライ。なめてたら何回か落とされた。
続いて「泉の家」(初段)にトライ。何回かやってれば核心の右手デッドが止まりそうな雰囲気だったけど指からの流血により敗退。これは次回登れそう。
で、僕的にはもうおしまいで他の人のトライを眺めながら過ごそうと思ったんだけど、チッペが「あかね雲」(3級)のOSに成功。これを見て僕も「じゃあ、僕も登っておこうかな」ぐらいの気持ちでトライ。
そしたら落ちて怪我しました。足首捻挫って感じかな。
周囲に医者が何人かいたので(チッペも入れて)、的確に処置を行ってもらい、ボルダーマットを利用して車まで搬送までしてもらいました。自分で歩いて下山だったらけっこう辛かったと思うので大変感謝しております。
怪我の事については改めて記事を書こうと思っています。

6日は強制レストでテントキーパー。

そんなこんなで、楽しい小川山ライフも終わってしまいました。
昼は登って、夜は焚き火を囲んで肉を喰らう。本当に愉快な毎日です。

そんな中、焚き火の前で仲間の1人から「もっと山に対して真摯じゃないと」と言われました。
(もう少し分かりやすく書くと「ペコマさん、言ってる事とやってる事の差がありすぎですよ。もっと真面目に山やって下さいよ。やらないなら黙ってて下さいよ。」って感じかな)

確かにその通りです。
ここでは詳しくは書かないけど、自分でも悩んでいます。
けど、結論としては「山ではなく人生に対して真摯」であればいいかな、と。
そんな事を考えて、僕は僕らしく山と付き合っていくし、人生を楽しみます。

※写真は後日「尾根の向こう」にUPします
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