所沢に引っ越してからの生活

8月1日に仙台から所沢に引っ越した。
もともと東京で生まれ育ち、大学は6年間所沢に住んでいたので、引っ越したというよりは、戻ってきた感じだ。
とりあえずここで2年間過ごす予定。

入間の職場までは10kmぐらい。
自転車で通っている。
職場の特性で通勤時にあんまり変な格好はダメなんだけど、クライミングの服しか持ってないので、しょうがないから体育服装通勤許可証を申請した。

主な仕事は、パイロットをとりまく異常環境(低圧、低酸素、加速度など)に対する研究とトレーニング。
登山における異常環境(低圧、低酸素など)と関連があるので、希望してこの職場に異動した。
登山医学と航空医学、しっかり両方の勉強をして互いにプラスになるようなことができたらいいな。
職場の人たちも良くしてくれるし、運動もできるし、来て良かった!

夕方からはベースキャンプ。
やっぱり広いって重要だな。
あんまりジムでルートやるの好きじゃないんだけど、ベースキャンプは外岩っぽい雰囲気でトライできて好き。これも広さのおかげだろう(当然ルートの質もあるけど)。
今のところ、5.12aまでは全てOS。5.12cをRP。とりあえず楽しく登ってグレードを上げていこう。
ボルダリングはワールドクラスのセッションに全くついていけなくて寂しくなるけど、まあ、身の丈にあったセッションをしていこう。とりあえずテープ課題を登れるだけ登って、その後にトレーニングメニューを組み立てて本格的にトレーニングに移行する予定。
今のところ1級7課題(17課題中)、初段2課題(8課題中)。1級は全て登りたいけど、今の実力では厳しそう。

ベースキャンプから自転車で帰ると汗びっしょりで、即効シャワー浴びてプシュ!
おやすみなさい。

って生活です。
さ、仕事行くか!
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万太郎本谷に行ってきた

昨日から万太郎本谷に行ってきました。
チッペはお仕事で僕だけ夏休みなので、1人でお散歩です。

詳しくは「尾根の向こう」に明日レポートUP予定です。

夏休み真っ最中で賑やかなのかと思ったら、誰も居なくて本当に1人での遡行を楽しめました。
僕は、1人で沢の途中で泊まるのは初めてだったので微妙に緊張してました。
特に、天気予報で夕立に注意と言っていたし、前日も激しい夕立があったので、夕立に対する備えに気を使いました。

とりあえず、早めにビバークポイントに到着したいので、あんまりはしゃいだりしないで真面目に遡行しました。
一ノ滝までは順調だったので、思い切って一ノ滝はフリーソロしました。普通は高巻きだけど、登るとしたら右壁ってことらしい。けど、ルーファイするとどうも左壁の方が登りやすそうだし、いざとなれば灌木でセルフをとれそう。ってことで左壁にチャレンジ。
一ヶ所嫌らしくて緊張したけど、ちょうど楽しめるぐらい(4級ぐらい?)でした。
ただ、荷揚げ用ロープ(30m)の長さが足りず、途中でピッチを切ることに。灌木が使えてよかった―。
そして荷揚げの途中でひっかかり、にっちもさっちもいかなくて、色々工夫して、荷揚げに30分以上かかってしまった。ヨセミテが心配だ。というか、もっと細かくピッチ切って、その都度荷揚げするとか、なんか工夫すべきだったな。
そして、この荷揚げでザックとザックの中の防水の袋に穴が開きました。
ハハハ。
沢登りって愉快だね。

二ノ滝は軽く登って、ビバーク準備。

全ての物が浸水したので、大乾かし大会実施。太陽さん、ありがとう。
夕立が来る前提で、ビバーク地の選択、ツェルトの張り方、服の乾かし方、焚火の位置、色々な事に気を使い、夕立が来た時の行動を常に頭の中でシミュレーションしながらのビバークでした(結局、夕立は来なかったけど)。

翌日は一般的な核心の三ノ滝フリーソロからスタート。
一段目は楽勝。二段目は右の細い水流を登ってブッシュの中をトラバース。ちょっと緊張。荷揚げするかどうか迷ったけど、面倒くさくてそのまま登った。

あとは稜線目指してひたすら登る。
最後まで簡単なクライミング気分を味わえ、藪こぎ無しで肩の小屋。なんという親切設計。

万太郎山を越えて、吾策新道で下山。
下山舐めてた。
這う這うの体で車に辿り着きました。

写真は「尾根の向こう」を見てね。なるべく明日UPします!

蝉の渓谷を遡行した

「蝉の渓谷」という場所がある。
観光地なのだが、どうやらその渓谷はけっこう立派なゴルジュで、突破するのはかなり困難らしいという噂を聞いた。

調べてみると、「山登魂」が2008年に初めて遡行に成功し、「茨城山岳会」も2012年に成功している。
核心は1mの滝なのだが、どちらの記録もそれなりに苦労しているようだ。沢登りと言うよりはこの核心をどうやって突破するのかパズルを解くようなものらしく、正解は明かされていないし、どちらも違う方法で突破したようだ。
「山登魂」はハーケンを、「茨城山岳会」はコパーヘッドを残置したということだ。ということはエイドか?

僕はぜひともフリーで突破したいと思った。
水泳とボルダリングが得意な僕が、最も力を発揮できるジャンルだと感じたからだ。

ということで、チッペの仕事が終わった昼前に出発。
「蝉の渓谷」というでかい看板があって立派な駐車場とトイレも完備。
観光客が大勢水遊びしている河原で準備。入渓は14時前。

さっそく細い廊下に突入。
基本的に背は立たないが、流れは穏やかで泳ぎで苦労することは無かった。



細い廊下を抜けると、歩ける河原を100mほど進み、また廊下に。
この先が核心の1m滝だ。
とりあえずロープだけ結び、全てのギアは置いてなるべく軽くしてトライ。

水圧が厳しいと記録にある屈曲部を超える。
両壁を利用できるので水圧に負けることなく前進できる。
その後は過去の2パーティーも正解を明かしていないので僕も明かさないが、オンサイトでフリー突破に成功。
チッペはとりあえずロープでひっぱり上げたが、2回目にはチッペもフリーで成功。

P8110193.jpg

このラインは水線突破と言えるけど、一番熱いラインではない。
ということでクライミングシューズに履き替え、完全に水流の中心を突破するラインに挑戦。
これはかなり難しかったけど成功。この滝でこれ以上のラインは存在し得ないでしょう。

P8110211.jpg

次の3m滝は左壁を登れば楽勝だけど、これも滝のど真ん中を突破。
ここも沢靴では突破できず、クライミングシューズでぎりぎりでした。

P8110223.jpg

この写真の状態から少し左にトラバースして滝の真ん中を登った。

「蝉の渓谷」は沢登りではなく、水遊びとして最高に楽しかった。
正直言って、思った以上に簡単に突破できてしまい拍子抜けしたけど(時期による難易度の変化は当然ある)、ここを遡行対象として捉えてトライした初登者を尊敬します。

夕暮れまで釣りしたけど釣れず。
魚はたくさんいるのになぁー。

詳しいレポートは「尾根の向こう」に近日中にUPします!

パワープレートって知ってる?

職場のトレーニングルームに新しい器具が届いた。
「パワープレート」って言うらしい。

パワープレート

この機械、超単純。
ただブルブル震えるだけ。
ブルブル震える上で筋トレなどをするとすごい効果があるんだって。

その効果ってのがさ、なんかもう凄いの。

筋力
柔軟性
マッサージ
ホルモン
血流
骨密度

などなど。

解説書みたいのがあって、読んだんだけどさ、英語をそのまま翻訳した感じで読みにくくて大変。
で、それでも我慢して真面目に読んだんだけど、使い方によってはすごく良さそう。

僕が一番注目したのは、身体をコントロールする為に起こっている反射を増幅するという点。
ある運動をする時、自分が意識せずとも色々な現象(反射)が起きて、目的とする運動を可能にしている。
ぶるぶるの上でその運動を行うことで反射の回数が増えて、より強固な神経系を構築できるらしい。

実際に乗ってみると、すぐにその感じは理解できる。
例えば、パワープレートの上で片足立ち30秒して、その後、地面で片足立ちすると自分の安定感に驚く。

つまり、目的とする運動をより効率的に習得できるって部分に僕は最も注目したのです。

で、これ、クライミングにとってはめちゃめちゃいい装置なのでは?
例えば、懸垂して腕を曲げた状態でロックしたり、ゆっくり懸垂したりってのをブルブルしながらやると、その運動をより安定してできるようになるはず。
もっと言えば、クライミングウォールそのものをブルブル震わせて、そこで正しい運動をすれば、ブルブルしてない壁での同様の運動は、より安定して行えるようになるはず。

まあ、今の段階でそれは不可能なので、なんとか片手ロックだけでもと思って色々考えたんだけど、どうもいい方法がないなあ。
ぶら下がり健康器をそのままドンって乗せるしかないのかな。

とりあえず、今度メーカーの人が来たら、なんとかしてくれって頼んでみよう。

今はストレッチとインナートレに使っています。

小川山でヨセミテトレ

関東に帰ってきて、さっそく小川山に行きました。

ビッグウォールを登るときは、通常のマルチピッチと違って、フォローはユマーリングするのが普通です。
その際、トラバースだと少々やっかいです。リードがフリーでトラバースした場合はフォローもフリーでトラバースした方がいいし、リードがエイドした場合はフォローは小さい振り子の連続かリードと同じようにエイドする事になるし、リードが振り子トラバースした場合はフォローは余ったロープなどで懸垂っぽく振り子する事になる。
つまり、少々やっかいなのです。

その練習も兼ねて、屋根岩2峰のセレクションへ。
1本目はチッペがオールリード。僕がオールフォロー。荷揚げ付き。予想通り、最後のトラバースは複雑で頭を使いました。けど、大きな問題も無く2時間ちょっとで頂上へ。

P8030034.jpg

2本目はリードとフォローを交代しもう一度セレクション。
そしたらソロで登ってるリッキーに遭遇。
あれまあ、まさかセレクションでリッキーと会うとは思ってなかった。

P8030037.jpg

2本目も2時間ちょっとで終え、「蜘蛛の糸」をエイドで練習。
チッペ「フリーより難しい!けど、フリーじゃ卑怯臭いよね。」
こうして「蜘蛛の糸」のエイド化に成功したのです。

夜は当然、焚火。

2日目は湯川に移動。
昨日に引き続き「エイド化」に励みます。
とりあえず「白髪鬼」をエイドでリードしてみたけど、マイクロナッツの立ちこみが怖すぎて冷や汗だらだら。ギアも回収しながらじゃないと明らかに足りなくて、けど下のギアを回収するのは怖すぎたので敗退。

チッペはトップロープで「白髪鬼」のエイド化に挑戦。
じりじりと高度を上げてついに終了点に辿り着きました。



これで「チェインジングコーナー」(C2)もばっちりだね!
最近、エイドしかしてなかったので、無性にフリークライミングがしたくなって「コークスクリュー」を登った。自分の手足でガシガシ登って、グラウンドぎりぎりのランナウトが気持ちよくて、やっぱりフリーの方が楽しいなって再認識。

ヨセミテまで1ヵ月ちょっと。
やれることは全部やって、自分の全てをエルキャピタンにぶつけるぞ!
おらっちガンバ!

ばいばい仙台、待ってろよ所沢

仙台から所沢に向けてドライブ中。
チッペは新幹線で一足先に新居に行ってしまった。
1人なのでゆっくり休憩しつつ、ブログ更新しよう。

仙台の部屋に住んだのは二年間という短い時間だったけど、高校卒業以来、最も長く住んだ部屋だった。

震災直後の5月に結婚式を挙げ、6月に仙台へ。かと思ったら8月から熊谷に単身赴任。目を覚ますと自分がどこにいるのかわからないような事もよくあった。
仙台に戻り、職場内での自分のやるべきことも見えてきたし、ジムの仲間も増えてきたと思ったらまた転勤だ。
特別思い入れのある土地では無いけれど、やっぱり寂しい。

クライミングに関しては、関東に目がいってしまい東北の山を満喫出来なかったのは心残りだ。特に飯豊や朝日の深い谷には行きたかった。いつか行こう。黒伏にも行かなかったし。フリーのゲレンデも結局通い詰めた場所は無いな。アイスもイマイチ。もっと東北のクライマーと親しくなって東北らしいクライミングをすべきだったと今更ながら思います。
ただ、東北に居なければ山スキーは始めなかっただろうな。

仕事に関しては思った以上に充実しました。
上司、同僚に恵まれ、自分の良いところを活かしてもらいました。
そのお蔭で救難隊や戦闘機パイロットの訓練などに参加でき、それを評価してもらえました。
これから医師としてどのような活動をしていくかはわからないけど、少なくとも自衛隊を辞めることはないと確信しました。ここが僕の能力を最も発揮できる場所だと感じたからです。 

さて、所沢に行ったらやりたいことは沢山あります。
まず、これまで以上にクライミングに集中できそうなので、フリーも山も気合い入れて頑張ります。

僕は医師としての一般的な道から逸れました。敷かれたレールを踏み外したのです。
だから、僕がどんな医師になるかは、僕の行動しだいなのです。ただ、自衛隊を辞めない限り金に苦労することはありません。税金が給料です。だからこそ、僕はこの組織でしかやれないことを全力でやります。航空医学、登山医学のスペシャリストになります。
所沢での生活はその第一歩となるでしょう。

さあ、あと300㎞。
安全運転、おらっちガンバ!
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こんにちは!
いつも笑顔のペコマです!

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