山寺でクライミング

先週の日曜日は山寺でクライミングしました。

難しいのに触ってみようってことで「時限爆弾」(5.12d)にトライするも全く解決できず。
ボルダー1級とかでも、ロープにぶらさっがて自分でムーブ解決するとなると結構大変。それも垂壁~薄被りって解決にしくい傾斜な気がする。ま、僕が弱いだけなんだけど。

気を取り直して、どっかぶりの5.11dにトライ。
核心は2mぐらいのどっかぶりハンドクラックとマントル。
それ以外はアプローチです。というか、ボルダーです。

得意のどっかぶりだし、このグレードでまさか苦労するとは思わなかった。
1便目。ムーブ解決でいっぱいいっぱい。
これハンドジャムじゃん。クラックじゃん。保持力でごまかせないじゃん。

2便目。
クラックを超えてリップをとめるも、位置が悪くフォール。

はあ。弱いね、おらっち。
まあこれが実力だな。
弱さを知るってことは強くなれるってことだし。

ということで、明日も山寺クライミングです。
一応、このルート(名前忘れた)はさくっとRPして、5.13にじっくり取り組む予定です。

写真はどっかぶりクラックに跳ね返される僕。
IMGP0935.jpg

弱いけど、だからこそ強くなれると信じて頑張ろう。
おらっちガンバ!
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職場1周走ってみた

今日、職場1周走ってみた。

職場を1周できる道があるのは知っていたが、これまで走ったことはなかった。
というのも、職場は飛行場なので、もしも途中で走れなくなっても飛行場を横切るわけにはいかずエスケープルートはない。
1周13kmを走るのは1時間程度だが、途中で膝とか痛くなって走れなくなったら2時間以上かかり、職場の終礼に間に合わず、大騒ぎで僕の事を捜索するかもしれない。
そのぐらいならいいが、もしも飛行場の向こう側を走っているときに大地震がきたら…。津波到達までに安全地帯に逃げ切れるのだろうか。
さらに今日は暑い。途中で給水できる場所は無い。途中で倒れたら僕はただ干からびてしまう、それだけだ。

いつもは6km走っているが、これは3kmの往復だ。
たった1/4周走って折り返しているだけなのだ。

午後2時半、ジョギング開始。
最初の3kmはいつも走っている道だ。今日はいつもよりもゆっくりめに温存する気持ちで走った。
持久走大会が近いので、多くの人が走っている。時には選手レベルの人がかなりのスピードで追い抜いていく。
しかし、それも5kmぐらいまで。

なぜなら、次のような看板が立てられているから。

「ここから先は必ず携帯電話を所持すること」

わざわざ携帯電話を持って走る人はめったにいない。
長い距離走りたければ往復すればいいだけだ。
僕は、いよいよ未知の世界に足を踏み入れた。

滑走路と平行する真っ直ぐな道。
大袈裟ではなく地平線まで道は続いている。

(飛行機だと一瞬なのになぁ…)

そんなことを考えながら黙々と走る。
もう、すれ違う人もいない。

太陽が暑い。
少しずつ股関節と膝が痛くなってきた。

(引き返そうかな)

ちょっとそう思ったけど、ここから引き換えしても30分以上かかる。引き返す意味はない。

(ああ、引き返すことはもうできないんだな。ここから先はただ1人、前に進むしかないんだな)

苦しくも無いし、危険も無い。
それでもなんだか、少し、冒険をしているような気分になった。

(平らな道なのに、山となんだか似ているな)

そんなことを考えながら走り続ける。

角を曲がると風が吹いた。
海だ。
堤防で海は見えないけど、波の音が聞こえる。
アスファルトだった道は砂利になった。
とりあえず積み上げた建設中の堤防が永遠に続く。
松の木は不自然にまばらで、草原や湿原が広がる。
茶色く枯れた竹藪の横を流れる濁った川。

(まだなんだなぁ。まだまだここは元には戻らないんだなぁ)

風が気持ちよくて、スピードを上げることができた。
鳥が沢山いる。
さっきからキジの鳴き声は聞こえるが姿は見えない。
だけど、僕の知らない鳥は沢山いて、僕の目を楽しませてくれる。

職場の柵を挟んだ隣の田んぼでは田植えが行われていた。

(去年はただの泥沼だったのに)

今年は田植えをしている。
それが嬉しくて、僕はますますスピードを上げた。

そして最後の角を曲がると、見慣れた建物が目に飛び込んだ。

(ああ、もう1周走ったのか)

ラストスパートでダッシュした。
足はへろへろになったけど、まだまだ走りたいと思った。

月山でスキーした

土曜日は単独で月山に行ってきました。
昼にチッペが帰ってくるので、さくって登って、さくっと滑って、チッペと飲みに行く予定です。
月山は春スキーや夏スキーで人気のあるスキー場から簡単に登頂できます。

6時半に家を出発し、スキー場に8時半ごろ到着。
すでに駐車場はかなり埋まり、リフト目指して多くのスキーヤー&スノーボーダーが登っていきます。
家から月山までの間に、まさかコンビニが存在せず、朝食抜きです。
いや、さすがにそれはまずいだろってことでスキー場で肉まん食べて出発。

リフト終点からシール歩行でがしがし登る。
予想通り、ゲレンデから上は人が少なく、気持良く歩ける。振り返れば朝日連峰。
頂上直下は雪が無く、スキーデポ。
雪が無いとスキー靴では歩きにくい。ふらふらしながら頂上へ。
鳥海山がきれい!

快晴無風。



そして幸せな時間の始まりです。
シールをはがして、靴を締めて、滑降。

爽快!
でっかい斜面を自由に滑る爽快感!
(あ、でも鳥海山の方が10倍ぐらいでかい斜面でした。やっぱり鳥海山は凄いなあ)

このままでは駐車場に降りられないので、姥ガ岳まで登り返して2本目。
ゲレンデ内はかなりの人で賑わってました。
コブとか急斜面とかで自分的にはちょっと攻める感じで滑って終了。
あー、楽しかった!

詳しくは「尾根の向こう」に近日中にレポートUPします。

帰りの高速から見える新緑がめちゃめちゃきれいだった。
淡い緑、黄色い花、桜、常緑樹の深緑、残雪の白とその周辺のこげ茶色。そして青空と銀色の峰。
東北の山ってこんなに輝いていたんだ!

今シーズン、もう1回ぐらいスキーしたいな。
今度は新緑の森の中を滑りたい。

青鬼のレスキュー訓練

同人青鬼の仲間からレスキュー訓練を提案された。

同人青鬼とは僕が所属するクライマーの集まりで、若手の変態、じゃなくて若手の先鋭的クライマーが集まっている。
ほとんどのメンバーはそれぞれレスキュー訓練は受けているだろうし、それなりの技術があるはずだ。
だけど、同人青鬼としてレスキュー訓練を行うことに非常に大きな意義を感じている。

まず、一番の意義は、自分たちの手で訓練を計画するということ。
通常、レスキュー訓練は山岳ガイドとか山岳会の先輩とかが計画して、僕ら一般クライマーは教えてもらう立場だ。それはそれで良い面もあるが、同人青鬼のメンバーにとってはあまり面白い内容では無いだろう。
それに対し、自分たちで計画すれば、計画段階で多くの起こりえる状況を想定することになる。
これが本当にもの凄く大切だ。
自分が登山する時は起こりえるリスクを想定し対処方法をチッペと話し合ったりするが、他の人と話した事は無い。こう言う事を実際にクライミングを一緒に楽しむ仲間と話し合い、意見をぶつけ合うことは絶対に必要だ。むしろ、そういう過程なしに厳しいクライミングをすることの方が不自然だ。

2番目の意義は、普段使う道具、普段通りのシステムの中で訓練できること。
普段一緒に登らない人との訓練だと、実際の本チャンでは持っていかないような道具を使ったり、違和感のある想定だったりする。
仲間うちでの訓練だと、その辺を細やかにアレンジできる。

3番目の意義は、医師としての知識や技術を活かした訓練ができること。
僕は山岳医を目指しているとは言え、まだまだ未熟で、他人に何かを教えられるレベルではない。しかし、将来的には山岳遭難の現場で活躍できるような医師になりたい。
同人青鬼でのレスキュー訓練は、僕の山岳医としてのスキルアップにも最適なのではないかと考えている。
もしも毎年レスキュー訓練を行い、さらに僕とチッペが山岳医としてのスキルと実績を積み重ねたとしたら、10年後には日本一のレスキュー訓練ができる気がしている。

今朝、提案されただけなのに、1人で盛り上がっています。
けど、ぜひやりましょう!
我々は飢えている!

富士山登頂プロジェクト!

富士山登頂プロジェクトが始動しました!
僕の両親と弟、チッペの父と弟の7人で富士山に登頂しようというプロジェクトです。

僕たちの親は山なんてほとんど登ったこともありませんが、僕たちが真面目に山に取り組み始めてからはちょっと山にも興味を持ったみたいです。
で、せっかくなので日本一の山「富士山」に登っちゃおう!ってことになったわけです。

しかし、さすがに50~65歳ぐらいの初心者3人をいきなり富士山に連れていくわけにはいきません。
ってことで小川山クライミングの1日を割いて金峰山登山をしてきました。

さて、金峰山なんて僕が1人で登るならほとんどリスクを考える必要も無い山だけど、初心者を連れていくとなるとそれなりに気を使います。絶対に事故なんて起こすわけにはいきません。
チッペが装備表を事前に作成し、各家庭に郵送。金峰山荘で装備チェック。

登り始めると、かなり早い段階で雪道に。
みんなで新品のアイゼンを履いておっかなびっくり歩きます。
服装の調整とか、ザックの背負い方とか、アイゼン装着のタイミングとか、装着方法とか、外すタイミングとか、休憩中の過ごし方とか、全部指示する必要がありました。

で、アイゼンを外すよう指示した時に、両親から「どうせまた着けるのなら、面倒くさいからこのままでいい」なんて声を聞きました。
僕としてはけっこう意外でした。
家では僕はだらしのない人間で、いつだって親の言う事は後回しにするような子供でした。僕の両親はしっかりしていて、やるべきことはきちんとするような真面目な人です。
それなのに「面倒臭い」と言ったのです。
この時僕は「これが経験か」と思いました。体力や技術が僕より劣るのは当然として、こういう判断力を身につけることが山の経験を積む上で一番大切なことだと感じました。
僕は、山では面倒臭がると痛い目に合う事を知っているので、いちいちアイゼンの着脱を指示したのです。

こうしてゆっくりなペースではありますが、無事に全員で山頂に立つことができました。



山頂からは八ヶ岳、ミズガキはもちろん、南アルプス、北アルプス、そして富士山もよく見えました。
僕にとっては達成感を感じるまでもない山行かと思っていたけど、頂上直下の高揚感はやっぱり気持ちがよく、山って良い所だなと改めて感じました。

下山で親たち3人はみんな膝を痛めたけど、それでも元気に帰ることができたので、登山は成功したと言えるでしょう。
さて、次はいよいよ富士登山です。
おらっちガンバの精神で全員登頂するぞ!

アルパインクライマーへの道

僕はアルパインクライマーを目指しています。
その定義については曖昧なのであえてここでは触れないけど、とにかくアルパインクライマーという存在に憧れるし、いつかは胸を張って「アルパインクライマーです」って言えるようになりたい。

その為に出来ることを考えながら、少しずつステップアップしてきた。
その過程で多くの仲間にも恵まれたし、標準的な登山技術はなんとなく理解してきたし、モチベーションも維持している。
僕は今、クライミングが本当に楽しいし、全力で取り組める環境に感謝している。

さて、先日、このブログにコメントが付いた。
以下、コメント引用

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頑張れ(自慢したがりの自称アルパイン、だけど本当 はただの)フリークライマー!!
おらっちきもー。
課題を登るとか登らないとかと岩登りは違うとかどうでも いいから。 自分がフリーは得意なのを高尚に語りたいだけじゃん(ア ルパインクライマーにしては、ゲレンデばっかりだしw) 負け惜しみにフリー能力は高いので、あとはそれを発揮す るだけとか言ってるけど、そのためのアルパインに向けた 努力が見えないよね〜 そもそも周りに自分の力を顕示したいがために登るのが目 的にしか思えないが?
自分へのチャレンジのために登るんであれば、偉大なアル パインクライマーになるのが目標とはならないでしょ(結 果的にそうなったのは別として)
2013-05-01 02:23 アルパインクライマー

-----------------------------------
引用ここまで。

言葉の汚さは置いとくとして、内容としては明らかに間違っているわけではないし、ブログの過去の記事も読んでくれているみたいなので、考えさせられるコメントだった。

「アルパインに向けた努力」ってなんだろう?
常にそれを模索しているんだけど、正解がなかなか見つからない。とにかく山に多く入るべきってのは
おそらく正しいけど、簡単な山に登っても成長できない。難しい山に行ったら死んでしまう。人に頼っては成長できないし、自分だけではわからないことばかり。
山って難しい。

さて、コメント内に「周りに自己顕示したいが為に登っている」とあるが、これはその通りだ。
人が登れて自分が登れなければ悔しいし、逆なら嬉しい。
これって当たり前だと思っていたんだけど、そうでもないのかな?
僕のフリークライミングへのモチベーションのかなりの部分がここにあるのですが…。

それと、僕は自分のフリー能力が十分だなんて少しも考えていない。アルパインクライマーを語るなら5.14は登っておきたいし、エルキャピタンをワンデイで登れるぐらいの力を付けたい。
この秋の僕の目標はビッグウォールだ。ビッグウォールはアルパインの基本的技術が詰まっているので避けては通れない。ビッグウォールを登る為にゲレンデに通うことは間違った方法では無いだろう。

さて、このコメントをくれた方は自分のことを「アルパインクライマー」と言っている。
アルパインクライマーでフリーを蔑ろにする人っているのでしょうか?(谷口さんとか居るなあ)
仲間と切磋琢磨することに楽しみを見いだせないで強くなれるのでしょうか?

アルパインクライマーへの道は遠いけど、こうやって考えながら成長していくのが凄く楽しい。
いつかは自分のラインを描くことを夢みて今日もジムで登ります。

小川山10連登終了

とっても楽しいゴールデンウィークでした!
毎日登り、毎晩焚火を囲む生活は、僕にとって本当に素敵な時間でした。
青鬼のみなさん、一緒に登ったり呑んだりしたみなさん、ありがとうございました!

グレード的な成果はそれほど無いけど、仲間たちから多くの刺激を受けました。
クライミングって恐ろしいし、登る前は憂鬱な気分になったりするけど、それでもやっぱり小川山は気持ちの良い場所で「岩登りって楽しいなぁ」って、なんだか幸せな気分になれます。

さ、宿題ばっかり増えちゃったからしっかりお片付けしないと!
おらっちガンバ!

〈成果〉
残雪(1級) 
モファットトラバース(1級?)
ガマルート
精神カンテ(5.10a)FL
ギャオス(5.10b)mOS
ノイズイノ(5.10b)mOS
あばたもえくぼ(5.10c)mOS
ランデブー(5.11a)mOS
ノイズ(5.11a)mOS
BUN2(5.11b)RP
蜘蛛の糸(5.11c NP)2RP
空中決戦(5.12a)2RP

〈主な宿題〉
縦ダイク(1級)
幻の光(三段)
イムジン河(5.11c/d)
バナナクラック(5.11d)
アルピニスト(5.12b)
マナ(5.13a)

レポートは近日中に「尾根の向こう」にアップします。

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