初めてのハーフマラソン in Lisburn
同僚に誘われて、ハーフマラソンに参加しました。
I've done half marathon race in Lisburn.
1ヵ月前にフルマラソンは経験していたのですが、やはりそれなりに緊張します。
今回は同僚の協力もあったので、荷物とか移動とかの心配も無く、レースに集中することができました。
Although I completed full marathon one month ago, I felt a little nervous. Thanks to Karis and Michel, I didn't worry bout moving and baggage, and I could concentrait on the race.
今回の目標タイムはサブスリーと同程度の1時間24分台としました。
フルマラソンでは3時間10分と、サブスリーにはほど遠い結果でしたが、これは明らかに脚の耐久力不足が原因なので、ハーフならやれるんじゃないかという目論見です。
My target time was sub 1h25m.
過去の記録を見ると、このぐらいのタイムはだいたい30番前後なので、そのぐらいの位置に並びました。
そしたら、ほんのちょっと公式サイトの写真に写ってました(赤矢印)。

僕はランニング用の時計を持っていないので、ペースは他人頼りです。
うまく目標タイム近くの集団を探すことが重要になってきます。
スタート直後にすっ飛ばすエリートランナーと勘違いランナーに惑わされないように注意して、安定していそうなベテランランナーに付きました。30番前後の5人ぐらいの集団です。
体感ペースは4分ジャスト。おそらくキロ4分設定の集団でしょう。これで一安心です。
全くアップをせずに走っているので、2kmぐらいで苦しくなってきますが、これは想定内。いつもの練習でも同じです。ちょっと我慢すれば「無」の時間がやってきます。
ただただ集団の一部として存在するだけ。なんだか不思議な感覚ですよね。
さて、なんか速いなあとは感じていたものの、7kmぐらいで明らかに速すぎると確信。
マイルとかキロとかごとに周りのランナーのラップを刻む音が鳴るので、タイムを訪ねると、80分ペースであることが判明。
やってしまった!
4分の予定が3分47秒に!レースでは自分の感覚が狂ってしまうようです。
僕はこのペースでは10キロがギリギリ。20kmはまず無理です。
今はまだ付いていけるけど、限界まで付くとフルの時のように完全に脚が死ぬかもしれない。
その心配があったので無理はせずに少しずつ集団から遅れて、自分の感覚を頼りに走りはじめました。
他のこぼれてきたランナーや後ろから追いついてきたランナーなんかと小さな集団を作ったりしながらなんとかペースを維持しようと試みました。
しかし、どうしても先への不安と疲労から、「ちょっと楽なペース」に抑えてしまっていた気がします。おそらく4分10秒前後だったのだと思います。
それでもけっこう苦しくて、「もうやめよう」「あそこまで走ったらあとはジョグで完走さえすればいいや」「楽しむのが目的だからちょっと歩こう」なんて言う考えが何度もよぎりました。でも、後悔するのは自分だってことも知っているので、とりあえずは何も考えずに野原とか牛とか遠くの丘とか眺めながら走り続けました。
そうしたらどうにかこうにか残り5km。
ここまで来たら最後まで走るか…せっかくなら良いタイムで…
という事で力を絞り出してスピードを上げようとするも、体が思うようについてきません。それでも何とか前のランナーの背中を必死に追って、頑張りました。
残り2kmで60歳ぐらいのおばあさんに抜かれて、「なにくそ!」と食らいついたり、周囲の声援を受けてうまく自分を鼓舞したりしつつ、なんとかスピードを上げながら残り100m。
電光掲示板には1時間24分台の表示が。おお!まだ間に合うかも!
ラストは「まだそんな力があったか」と自分でも驚くようなダッシュをしてなんとか24分57秒でフィニッシュ!
Finished 1h24m57s.

最後にダッシュできるぐらいの余力があったので「中盤で楽をしすぎたな」とか「あのおばさんにもっと食らいつけばよかった」とか色々考えてしまいます。
練習の時の方が辛いような気もして、「せっかくのレースなのに出し切れなかったな…」なんて思ったりもするのですが、翌日の筋肉痛は普段の練習よりも遥かにきついので、「それなりに頑張れたのかな」と納得したりもします。
やっぱり練習とレースでは発揮できる力が違うのでしょう。レースでは知らず知らずのうちにそれなりに追い込めているようです。
さて、公式サイトのリザルトでは、制限時間内完走者1022名中30番でした。

先日のフルマラソンは3754人中252番でした。
小さな町なので、出場選手はほとんど被っていると思うのですが、ハーフでは上位3%なのに対し、フルでは上位7%です。
やはりフルマラソンは完全に失敗レースだったことがわかります。
ちなみにフルで上位3%のタイムは2時間57分台でした。これは励みになりますね。
フル完走時には、もう歩くことも立つことも出来ず、その場で倒れることしかできませんでした。シューズを脱ぐために足を曲げることもできず、どんな小さな段差も超えられず、僕はいったいどうやって家に帰ればよいのだろうか、と途方にくれました。
レース翌日も歩くことが非常に困難で、仕事を休もうか、タクシーを使おうか、迷いました(結局いつもの5倍ぐらいの時間かけて歩きました)。
今回のハーフでは全くそんなことは無くて、ただの「ひどい筋肉痛」です。
通勤も普段の1.2倍ぐらい時間がかかる程度です。
それでも筋肉痛が嬉しくて、立ち上がるたびに、にやついちゃいますね。
徐々にマラソンが人気な理由がわかってきたような気がします。
苦しいんだけど、なんだか幸せなんです。
次のレースは9月のハーフマラソンを考えています。
きちんとキロ4分を突破して23分台が目標です。
My next race will be Belfast city half marathon in September.
I've done half marathon race in Lisburn.
1ヵ月前にフルマラソンは経験していたのですが、やはりそれなりに緊張します。
今回は同僚の協力もあったので、荷物とか移動とかの心配も無く、レースに集中することができました。
Although I completed full marathon one month ago, I felt a little nervous. Thanks to Karis and Michel, I didn't worry bout moving and baggage, and I could concentrait on the race.
今回の目標タイムはサブスリーと同程度の1時間24分台としました。
フルマラソンでは3時間10分と、サブスリーにはほど遠い結果でしたが、これは明らかに脚の耐久力不足が原因なので、ハーフならやれるんじゃないかという目論見です。
My target time was sub 1h25m.
過去の記録を見ると、このぐらいのタイムはだいたい30番前後なので、そのぐらいの位置に並びました。
そしたら、ほんのちょっと公式サイトの写真に写ってました(赤矢印)。

僕はランニング用の時計を持っていないので、ペースは他人頼りです。
うまく目標タイム近くの集団を探すことが重要になってきます。
スタート直後にすっ飛ばすエリートランナーと勘違いランナーに惑わされないように注意して、安定していそうなベテランランナーに付きました。30番前後の5人ぐらいの集団です。
体感ペースは4分ジャスト。おそらくキロ4分設定の集団でしょう。これで一安心です。
全くアップをせずに走っているので、2kmぐらいで苦しくなってきますが、これは想定内。いつもの練習でも同じです。ちょっと我慢すれば「無」の時間がやってきます。
ただただ集団の一部として存在するだけ。なんだか不思議な感覚ですよね。
さて、なんか速いなあとは感じていたものの、7kmぐらいで明らかに速すぎると確信。
マイルとかキロとかごとに周りのランナーのラップを刻む音が鳴るので、タイムを訪ねると、80分ペースであることが判明。
やってしまった!
4分の予定が3分47秒に!レースでは自分の感覚が狂ってしまうようです。
僕はこのペースでは10キロがギリギリ。20kmはまず無理です。
今はまだ付いていけるけど、限界まで付くとフルの時のように完全に脚が死ぬかもしれない。
その心配があったので無理はせずに少しずつ集団から遅れて、自分の感覚を頼りに走りはじめました。
他のこぼれてきたランナーや後ろから追いついてきたランナーなんかと小さな集団を作ったりしながらなんとかペースを維持しようと試みました。
しかし、どうしても先への不安と疲労から、「ちょっと楽なペース」に抑えてしまっていた気がします。おそらく4分10秒前後だったのだと思います。
それでもけっこう苦しくて、「もうやめよう」「あそこまで走ったらあとはジョグで完走さえすればいいや」「楽しむのが目的だからちょっと歩こう」なんて言う考えが何度もよぎりました。でも、後悔するのは自分だってことも知っているので、とりあえずは何も考えずに野原とか牛とか遠くの丘とか眺めながら走り続けました。
そうしたらどうにかこうにか残り5km。
ここまで来たら最後まで走るか…せっかくなら良いタイムで…
という事で力を絞り出してスピードを上げようとするも、体が思うようについてきません。それでも何とか前のランナーの背中を必死に追って、頑張りました。
残り2kmで60歳ぐらいのおばあさんに抜かれて、「なにくそ!」と食らいついたり、周囲の声援を受けてうまく自分を鼓舞したりしつつ、なんとかスピードを上げながら残り100m。
電光掲示板には1時間24分台の表示が。おお!まだ間に合うかも!
ラストは「まだそんな力があったか」と自分でも驚くようなダッシュをしてなんとか24分57秒でフィニッシュ!
Finished 1h24m57s.

最後にダッシュできるぐらいの余力があったので「中盤で楽をしすぎたな」とか「あのおばさんにもっと食らいつけばよかった」とか色々考えてしまいます。
練習の時の方が辛いような気もして、「せっかくのレースなのに出し切れなかったな…」なんて思ったりもするのですが、翌日の筋肉痛は普段の練習よりも遥かにきついので、「それなりに頑張れたのかな」と納得したりもします。
やっぱり練習とレースでは発揮できる力が違うのでしょう。レースでは知らず知らずのうちにそれなりに追い込めているようです。
さて、公式サイトのリザルトでは、制限時間内完走者1022名中30番でした。

先日のフルマラソンは3754人中252番でした。
小さな町なので、出場選手はほとんど被っていると思うのですが、ハーフでは上位3%なのに対し、フルでは上位7%です。
やはりフルマラソンは完全に失敗レースだったことがわかります。
ちなみにフルで上位3%のタイムは2時間57分台でした。これは励みになりますね。
フル完走時には、もう歩くことも立つことも出来ず、その場で倒れることしかできませんでした。シューズを脱ぐために足を曲げることもできず、どんな小さな段差も超えられず、僕はいったいどうやって家に帰ればよいのだろうか、と途方にくれました。
レース翌日も歩くことが非常に困難で、仕事を休もうか、タクシーを使おうか、迷いました(結局いつもの5倍ぐらいの時間かけて歩きました)。
今回のハーフでは全くそんなことは無くて、ただの「ひどい筋肉痛」です。
通勤も普段の1.2倍ぐらい時間がかかる程度です。
それでも筋肉痛が嬉しくて、立ち上がるたびに、にやついちゃいますね。
徐々にマラソンが人気な理由がわかってきたような気がします。
苦しいんだけど、なんだか幸せなんです。
次のレースは9月のハーフマラソンを考えています。
きちんとキロ4分を突破して23分台が目標です。
My next race will be Belfast city half marathon in September.
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