錫杖で3ルンゼグラスホッパーと1ルンゼと左方カンテにトライした
初めて冬の錫杖で登りました。
冬ではなくて春でした。
5時に駐車場出発。
出合付近の壁がよく見える所にテントを張って、装備を整えて出発。
9時3ルンゼ登攀開始。

ルンゼ直下左側の緑の大木からスタート。
1p目チッペ
簡単なのでロープがいっぱいなったら少し同時登攀
2p目ペコマ
簡単な氷を登ると、なんと洞窟が!

出口の青空に向かって這い上がる。
楽しい!
3p目チッペ
A0らしいけど頑張ってフリーで超えていった。
フォローで登ったけど、けっこう悪い。チッペはイケイケだ。
10mほど同時登攀で終了点。
終了点のコルに飛び出ると、槍穂どーん!!
これは凄い。思わず感嘆の声が漏れる。
ん?
3ピッチで終わってしまった。トポと比べてもどうしても辻褄が合わないが、まいっか。
グラスホッパーは思っていたよりもコンパクトだけど、氷の状態もいいし立ってるし楽しそう!

基部まで移動。ペコマ。
雪の状態がちょっと悪くて緊張のトラバース。
1p目チッペ。
85度ぐらいの適度な難しさが休まず続く。快適。
2p目ペコマ。
簡単な氷を15mぐらい登ると広い雪原に出る。これはこれで気持ちが良い。
15時頃登攀終了。
目の前の細めの木から2ピッチで降りられた。
そして、実はちょっと狙っていた右ルンゼ。

かっこちょいー!
右の洞窟からつららトラバースしてメインの氷柱に乗り移るまでが核心。
今まで何人ぐらい登ってるんだろう。
しかし、今回はトライできる状態では無いのでまた今度。
翌日は早朝から1ルンゼへ。
ジャンケンで勝ったペコマからリード。
えっと、どう考えても氷、つながってないし、シャワーだよね…。
(写真は帰りに撮ったもの)

実際に登ってみると「あー、はいはい。無理なやつね」って感じで、「一応チッペと交代して2人で攻めたけど駄目でしたー」、ってお茶をにごすつもりだったけど、トライカムがバチ効きだったので、つっこむ素振りだけはしておくことに。
「落ちるからよろしくー!」って言いながらクラックを耕しつつジリジリ進む。その間、シャワー。手袋は当然のことながら靴の中もタプタプ。
なのに、アツい。
パンプの限界で意を決してよくわからんチョックストーンにひっかけたアックスで足ブラ。
何回も気合いの雄叫びを上げながらなんとかへばりつく。
岩にちょっと乗った雪面に思いっきり叩き込んで乗り上がってブランクセクション終了。
うわー。久しぶりに魂震えたー。
その上は雪を使えたけど、蹴ると落ちて岩になる。
「このアックス2本とアイゼンの爪2本の計4点は全てこの小さなベルグラを支持してるけど、ベルグラ落ちたらどうしよもないよなー」
とか思いながら激ランナウト。簡単だけど痺れた。
2ピッチ目から上は太陽燦々で登れる状態ではないので諦めて下降。
左方カンテに転戦。
1ピッチ目チッペ。
最後の岩がけっこう難しい。テムレスはジャムがよく効くらしい。
2ピッチ目ペコマ。
完全に岩。素手で登ったが、予想外に悪い。
お散歩気分だったのに、急にガチモード。
その次のルンゼは氷が腐って、先行パーティーも敗退していたので、うちらも終了。
ってことで錫杖は春でした。
次は冬に来よう!

冬ではなくて春でした。
5時に駐車場出発。
出合付近の壁がよく見える所にテントを張って、装備を整えて出発。
9時3ルンゼ登攀開始。

ルンゼ直下左側の緑の大木からスタート。
1p目チッペ
簡単なのでロープがいっぱいなったら少し同時登攀
2p目ペコマ
簡単な氷を登ると、なんと洞窟が!

出口の青空に向かって這い上がる。
楽しい!
3p目チッペ
A0らしいけど頑張ってフリーで超えていった。
フォローで登ったけど、けっこう悪い。チッペはイケイケだ。
10mほど同時登攀で終了点。
終了点のコルに飛び出ると、槍穂どーん!!
これは凄い。思わず感嘆の声が漏れる。
ん?
3ピッチで終わってしまった。トポと比べてもどうしても辻褄が合わないが、まいっか。
グラスホッパーは思っていたよりもコンパクトだけど、氷の状態もいいし立ってるし楽しそう!

基部まで移動。ペコマ。
雪の状態がちょっと悪くて緊張のトラバース。
1p目チッペ。
85度ぐらいの適度な難しさが休まず続く。快適。
2p目ペコマ。
簡単な氷を15mぐらい登ると広い雪原に出る。これはこれで気持ちが良い。
15時頃登攀終了。
目の前の細めの木から2ピッチで降りられた。
そして、実はちょっと狙っていた右ルンゼ。

かっこちょいー!
右の洞窟からつららトラバースしてメインの氷柱に乗り移るまでが核心。
今まで何人ぐらい登ってるんだろう。
しかし、今回はトライできる状態では無いのでまた今度。
翌日は早朝から1ルンゼへ。
ジャンケンで勝ったペコマからリード。
えっと、どう考えても氷、つながってないし、シャワーだよね…。
(写真は帰りに撮ったもの)

実際に登ってみると「あー、はいはい。無理なやつね」って感じで、「一応チッペと交代して2人で攻めたけど駄目でしたー」、ってお茶をにごすつもりだったけど、トライカムがバチ効きだったので、つっこむ素振りだけはしておくことに。
「落ちるからよろしくー!」って言いながらクラックを耕しつつジリジリ進む。その間、シャワー。手袋は当然のことながら靴の中もタプタプ。
なのに、アツい。
パンプの限界で意を決してよくわからんチョックストーンにひっかけたアックスで足ブラ。
何回も気合いの雄叫びを上げながらなんとかへばりつく。
岩にちょっと乗った雪面に思いっきり叩き込んで乗り上がってブランクセクション終了。
うわー。久しぶりに魂震えたー。
その上は雪を使えたけど、蹴ると落ちて岩になる。
「このアックス2本とアイゼンの爪2本の計4点は全てこの小さなベルグラを支持してるけど、ベルグラ落ちたらどうしよもないよなー」
とか思いながら激ランナウト。簡単だけど痺れた。
2ピッチ目から上は太陽燦々で登れる状態ではないので諦めて下降。
左方カンテに転戦。
1ピッチ目チッペ。
最後の岩がけっこう難しい。テムレスはジャムがよく効くらしい。
2ピッチ目ペコマ。
完全に岩。素手で登ったが、予想外に悪い。
お散歩気分だったのに、急にガチモード。
その次のルンゼは氷が腐って、先行パーティーも敗退していたので、うちらも終了。
ってことで錫杖は春でした。
次は冬に来よう!

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