ダラスで宇宙航空医学の学会に参加した

ハワイ、コロラドに続き、ダラスで宇宙航空医学の学会に参加してきました。



学会では色々と得ることがありましたが、まず最初に驚いたのが会場のホテル。
とりあえず巨大です。

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上写真右側の建物の全体が吹き抜けになっていて、屋根は全部ガラスで、屋内なのに屋外のような広々明るい空間になっています。

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ホテルの入り口はボーイさんが扉を開けてくれるし、ロビーはなんだかいい香りがするし、僕みたいな小汚い人間は入っちゃいけない雰囲気です。ちなみに、500mlの水が3.5ドルでした。
学会参加者は、みんな軍隊の制服とかスーツとかでちゃんとしてるし。
僕は慌てて自分の安宿(たぶん1/5ぐらいの値段)に逃げ帰り、我社の制服に着替えました。

ダラスはオフィス街なので僕にとってはそんなに面白い場所ではありませんでした。
ただ、モダンな高層ビル群はちょっとテンション上がる。

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車社会のアメリカにしては電車が発達しています。
治安はあんまり良くなさそうだし、なんだか薄汚れた町って雰囲気だったけど、所々に面白いオブジェがあるのは楽しかった。

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町の外に出ると平原が広がっているだけです。
走るのは町よりもこういった郊外の方が気持ちが良いでしょう。

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簡単にアプローチできるクライミングジムは無かったので断念。
なので、基本的に呑んでました。

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今回行った店はどれもそんなに外れは無くて、ビールも料理も楽しめました。
クラフトビールが飲める店であれば、料理の質もまあまあ良いのかもしれません(ホテルの無料朝食とかは最悪だけど)。

それと、ダラスでは大リーグ観戦をしました。
日本のプロ野球すら見たことの無い僕が楽しめるかどうか心配でしたが、行ってびっくり、とても楽しかったです。

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まあ、試合の内容なんかについては全然わからないんだけど、球場の雰囲気がなんともまったりしていたのが印象的でした。
選手がベンチから子供たちにお菓子を渡していたり、芝生の上で旗を持った女の子が待機していたり、音楽に合わせて応援したり、そう言うのが殺気立った感じじゃなくて、なんとも和気あいあいしているのが良い雰囲気でした。
あ、写真は70cmぐらいあるフランクフルト(?)。

そんなこんなで、楽しい学会でした。

え、学会の中身?
うーんと、航空医学はまだまだ未熟だと思いました。あんまり真面目に聞かなかったけど、僕が聞いた限りでは教科書レベルに毛が生えた程度で、あんまり本格的な研究って感じでは無かったです(ガチな研究は国家機密とかあるんだろうけど)。
我社の航空医学実験施設を活用すれば世界的に価値のある研究がいっぱいできるんじゃないかな。大学院を卒業したら、この分野にもう少し深くかかわって航空医学の発展に貢献したいです。
それを登山医学に還元できれば一番良い。

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コロラド州Boulderで登ったりした

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ハワイ学会とダラス学会の間の数日間を利用して念願のBoulderに行くことができました。
Boulderはアメリカで最も行ってみたい場所の1つでしたが、結論から言うと最高の街でした。

初日は雨だったのでゆっくり起きて周囲を散策。



ネットで人気の店でブランチ。
アメリカでは適当な店に入ると度々外れがあるので、人気のある店に入ることにしています。あと、アメリカで美味しいものを食べたければそこそこ金を出すことも重要かと思います。

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で、ここは大正解。最終日にもリピートしました。7時からやっているのも嬉しい。

Boulderにはいくつかジムがあるけど、Max(who is a Base Camp climber from Boulder)に聞いたらSpotがfavoriteとのこと。
ジムは車で5分ぐらい。もちろん歩いても行けます。
壁がでかいです。クライマーは初心者が多いです。課題は難しいのは少なくて基本ガバです。上裸です。いかつい兄ちゃんが結構優しかったりします。←これらはアメリカ共通の傾向ですね。

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Hey, Max, I'm looking forward to climbing with you in Tokyo again !

いったんホテルに戻ってシャワーを浴びて、夕食食べに繰り出します。
夕方には晴れてきて、Flatironsも良く見えた。

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この街はアメリカでは信じられないほどデブがいません。小デブは見かけるけど、大デブはいない。
そして、なんとファーストフード店が無い!
ワイキキから移動してくるとギャップが際立ちます。

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翌日は快晴!
これがアウトドア天国Boulderの本当の姿。
First Flatironを登ります。

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このためだけに1冊のトポを買うのは勿体ないのでウェブ情報だけでトライしました。
アプローチの情報が少なくて心配していましたが、「アプローチが簡単すぎて情報を載せるまでも無い」ことが判明。いくつかのウェブサイトに書いてあった通り、岩に向かって歩くとビレイステーションに着きました。

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First Flatironのダイレクトルートは5.6Rで10ピッチぐらい。基本的に残置物は何もありません。
海外でのクライミングも回数を重ねてきたので、50mでランナー2つとかにも慣れました。
で、スニーカーフリーソロおじさんが朝の散歩をしていたり、初心者が超簡単な所でまごついていたりって言う多様性の豊かさにも慣れました。

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同時登攀も交えつつ、2時間ぐらいで登攀終了。
街から散歩で来られる距離にこのスケールの岩がゴロゴロしています。
廻り目平に街があって、ホテルがあって、大学があるようなものです。

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まだまだ時間があるので、Boulder Canyon の近場の岩場で四つ星マルチ。

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それでもまだまだ時間があるので上流のスポーツエリアに行こうとしたら、初めてアプローチで迷いました。
目的の岩には辿りつけず、たまたま目の前にあったラペルステーションから下降してトップロープで遊ぶ。
どうやら5.12bのルートだけど、暑くてぬめって歯が立たず。

翌日はこれまた四つ星のマルチ。
Athlete's Feat
(5.11a-5.10d-5.10c-5.10c)
1964年にRoyal Robbinsによって初登されたルートで、当時の最難ルートの1つだったようです。

街から車で10分。アプローチ0秒。車に寄りかかってビレイ。
一昨日の雨の影響で状態は非常に悪く、エイド交じりで抜けることになりましたが、とても面白かったです。
特に1ピッチ目と2ピッチ目のレイバックはどこまで突き進んで良いのか、判断力と勇気が必要でした。

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まだまだ時間はあるのですが、暑すぎて登る雰囲気でもないので(大勢のクライマーが普通に登ってましたが…)、山道具屋のneputune montaineeringへ。

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上のベンチを含めて味のある店でした。書籍も充実しています。

jet lugの影響か、僕はあんまり眠れなくて朝ランをキャンセルすることも多かったのですが、最終日は街の真ん中を流れるboulder creek 沿いに走ることができました。
自転車用とランニング用にレーンが分けられ、快適に走れます。途中は花の咲き乱れる綺麗な公園があったり、川の中を覗ける施設があったり、大きな犬が散歩していたり、子連れの水鳥に威嚇されたり、素晴らしい小路です。

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最終日はEldorado canyonで四つ星マルチ。5.7, 5ピッチだけどリンクして3ピッチ。
Boulder canyon も Eldorado canyon も現代風な高難度課題が充実しているわけではないですが、クライミングの本質や歴史を感じられる岩場でした。

Boulderは街と自然が融合した素晴らしい場所でした。
道を歩く人々も颯爽としています。たくさんの犬が散歩しているのに糞は一度も見ませんでした。
どこにでもランナーと自転車の人とクライマーがいます。
スーパーの店員もレストランのスタッフも親切でした。
コロラド大学の建物に合わせてあるのか、街全体がレンガ調に合わせてあり、花や樹木との調和が素晴らしいです。

なんとかコロラド大学に留学できないだろうか…。
その為には自分が動かないとな!

ハワイで国際学会に参加した

初めての国際学会に参加したので、感想など。

参加したのはARVOと言うやつで、世界中の目の研究者が集まる。だいたい1万人ぐらい。
だから会場もでかい。



そしてカジュアル。
日本の学会では発表者はスーツにネクタイが普通。発表がなくてもジャケットぐらいは着る。
けど、ハワイと言う土地柄なのか、短パン・ビーサンも当たり前。僕もスーツを用意をしていたけど出番は無く、基本アロハシャツに短パンで参加した(発表日だけもう少ししっかりめ)。

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発表はポスター。
スライドでプレゼンするのではなくて、ポスターの前に立っていて、自由に行き来する参加者とディスカッションする形式。プレゼンだったら原稿を作って練習すればまあ問題無くできるしせいぜい10分程度しか喋らないけど、ポスターの場合は2時間の生ディスカッションを強いられる。
こういう時「英語ネイティブはせこい」と感じる(あと論文書くとき)。
幸いなことに聞いてくれる先生方は皆親切で、僕のカタコト英語にも辛抱強く付き合ってくれて、研究内容に関する議論ができました。

ちなみに、研究内容は「高所脳浮腫(高山病のやばいやつ)で用いられるデキサメタゾンという薬の効果を低酸素網膜浮腫モデルマウスを使って検討する」って感じです。詳しくは書かないけど、万が一内容に興味がある人がいたら言ってください。喜んで教えます。

ドイツから来ていた留学生にも再開できました。

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あいかわらずジョークが日本人離れしていました。
あとは、海に行ったり、

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ステーキ食べたり、

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クライミングしたりしてました。

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あれ?
なんか前回のブログと同じ内容だな。ま、いっか。

ワイキキ周辺にはABCマートって言うスーパーがそこかしこにあって凄く便利。
普通に日本のコンビニと同じような感覚で利用できます。夜中でも酒も買えるし金もおろせる。

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そんなこんなでハワイは終了。

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今はコロラドに向かう途中のサンフランシスコ空港。
さーて、気持ちを切り替えてクライミングを楽しむぞ!

ハワイ滞在中

先週の金曜日からハワイに来ています。
このまま僕は2週間ほど、チッペは2ヶ月ほどアメリカに滞在します。

ハワイは学会参加が目的なのでしっかり勉強するぞ。
とりあえず成田でも発表準備。



チッペはアラスカ嵐の対策に余念がありません。
しょうがないので僕もお手伝い。本当は学会の準備をしたいのにな。

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初ハワイ上陸。
レンタカーを借りて宿へ。ケチって安宿にしたら酷いもんだった。わかっちゃいたけど街の雰囲気も食べ物も全て日本の方が良かった。アメリカは金で安心とか快適とかを買う場所なんだろうな。日本は大した金を出さなくても最低限のあれこれは得られる。

しょうがないので、今夜のおかずを探すチッペ。

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しょうがないので、とりあえず登るチッペ。

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しょうがないので、とりあえず海に潜った。ハナウマ湾と言う海洋保護区。入場料、シュノーケルレンタル、貴重品ロッカーなど金がかかる。ロケーションは最高。魚も多い。

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この日は曇っていて寒くて、午後だったので水も濁ってしまい、魚よりも猫と遊びたい感じでした。

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あとはこいつ。今晩のおかず。

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あとは、しょうがないのでダイアモンドヘッドに登っといた。
ゲートオープンが6時なのでそれに合わせてホテルから走ったら、すでに混雑がひどくてまともに走れませんでした。
なので翌日は5時過ぎにホテル出発。5時50分頃にゲートに到着したらそのまま通してくれて、誰もいないトレイルを快適に走り、6時過ぎに山頂到着。丁度サンライズでとても気持ちが良かったです。走りたい人は絶対に朝一がおすすめ!

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あとはステーキ食べたり、ショッピングモールを冷かしたり、パンケーキを食べたり、イベントステージから投げられたTシャツゲットしたり、ロコモコ食べたり。ああ、あとお粥と勘違いしてオートミール食べたり。それを無理やりポキ(ハワイのマグロ丼?)にして食べたり。
ホテルにはなぜか知らない男性2人が同居してるし。

学会はまだまだ続きます。

今シーズンのバックカントリースキーまとめ

「ブログ更新よりも英語トレーニングを優先してしまう」と言う驚異のRIZAPマジックにかかっていて、毎週、山に行っているにもかかわらず更新できず。
今日は、昼前には下山したので、久しぶりの更新です。

さて、3週連続でスキーで山に入りました。
僕がまともにスキーを始めてから今年が4シーズン目。やっと「山で滑ってもいいかな」と思える技術が身についてきました。そこで、今年は憧れていたルートに挑戦しました。
※手元には今日の写真しかないので、先週以前の写真はまた今度

3週間前、米子沢。「米子」の読み方でアイスクライマーかスキーヤーかわかる(ちなみに神戸をカノトって読んじゃうのはかなり異常だって認識した方がいいですよ)。
巻機山は3年前にも滑っているけど、その時はまだ米子沢を滑る実力はありませんでした。今年は恐怖などを感じることも無く、ほぼ完全にコントロールしながら快適に滑り切ることができました(1ヵ所、滝が出ていてスキーを担いで横を降りた)。

2週間前、蝶ヶ岳(敗退)。「山スキー百山」(RSSA)を参考に時期的に良さそうな所を選択。しかしこれが大外れ。林道10km徒歩、下部は藪、スキーでは登れない傾斜なのでツボになると湿雪地獄ラッセル。頂上まで標高差400mを残して時間切れ。1時間で100mぐらいしか上げられなかった。下りもまともに滑れたのは数ターン。あとはストップスノーと、スキーを担いでアイゼントラバースと、激重雪の平坦道と、10km徒歩。とほほ。15時間行動。

翌日は、雨飾山(敗退)。これは本命。昨日とはうってかわって快適な登山。やっぱりスキーは雪が多い所で楽しむものですね。
狙いは南尾根からp2通過し、岩稜を登ってピークに至り、荒菅沢を滑降。
軽量化のためロープ等の登攀具は無しだったんだけど、実際に行ってみると、ちょっとフリーソロはどうなの?って雰囲気で敗退。それに荒菅沢の斜度にも圧倒された。ちょっとこれまで滑る対象としては考えられなかった傾斜。
ってことでp2からドロップ。p2直下も僕には十分な斜度でした。
斜度が落ち着いたら雪の状態も良くて、真下を向いて思う存分ぶっ飛ばしました。振り返ると我ながら美しいシュプール。最高!

今週、谷川岳西黒沢。
谷川岳も一回滑りに来たけど、その時は実力不足で天神尾根往復以外は有り得なかった。



今回は芝倉沢の予定だったけど、芝倉沢はデブリで埋まっているかもって言う情報もいただいたので、もしも西黒沢が滑れそうな状態なら西黒沢をやろうってことで偵察しつつ天神尾根を登る。一ヵ所、滝が出ていて、その周囲がクラックだらけ。でもミクロな目で見ればやれないこともない?

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上から見ると、クラックって見えないものなのね。
なんかもう滑れる気しかしない。西黒沢に決定。

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ってことで、オキの耳を空身で往復して、トマの耳で滑降準備。

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まずは肩の小屋あたりから広大なバーンを自由に滑る。天神尾根の登山者から丸見え。絶対見てるでしょ。
と言うか、スキーを持たない登山者が多くて驚いた。もう、僕はスキーを持たずに春の谷川に登るなんて考えられない。
西黒沢に入り込むまでは程良い傾斜で、自然にスピードに乗れる。

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沢が狭まり、傾斜も出て、いよいよ核心部。
上級者にとっては気持ちの良いザラメなんだろうけど、僕にとっては横滑りでも支持力が得られず滑落しそうな恐怖感。下にはいくつもクレバスが口をあけていて、さらに下には滝が待っている。絶対に滑落は許されない場面。
気温もどんどん上昇しているので長居はできない。慎重に、だけどスピーディーに核心の喉部分を通過。

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喉を通過して傾斜が緩むとデブリーランドの始まり。幸い、古いのが多くて、だいぶ周囲と馴染み柔らかくなっているのでそれほど困らない。
相変わらずクレバスは無数にあるけど、とりあえず滑ることはできる。

いよいよ懸念していた滝の通過。

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スキーを担げば降りる事はできるけど、スキーの脱着を躊躇うぐらいの傾斜があるし、うまく弱点をつなげば脱がずに突破できそう。
その結果、写真で見えているクラックをちょい飛びすることになりました。
あー、ドキドキした!

あとはデブリの間をすりぬけながら快適なザラメを愉しんで終了。

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12時前には下山。湯沢駅で飯食ったり試食したりして、ノマドなう。
明日はもう少し充実プランです。
楽しみ!
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いつも笑顔のペコマです!

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